砂川 顕子(すながわ あきこ)
プロフィール

同志社大学卒業。
社員アナウンサーとして5年間、フリーアナウンサーとして15年以上活動。
話す・伝えるプロとして20年以上の実績がある。
2007年のフリーアナウンサー時代に、大手企業のプレゼンテーション講師を3年間任され、
受講生が次々と劇的に成長したことで、好評を得る。
次第に、自分が話す仕事をすることよりも、生徒さんが上達されることのほうが喜びとなり、
2018年からは講師業に専念することを決心。
持ち前の耳の良さと、面倒見の良さ、発想力を発揮しながら、
経営者や会社員・大学生まで、マンツーマンのみで年間1,000レッスンを行なっている。
【アナウンサー時代の主な経歴】
テレビ/ラジオ/ VPナレーション/イベント司会 /ブライダル司会/企業研修講師(プレゼン・敬語・接遇マナー)など


ごあいさつ
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
声と話し方の教室™VOICE美(ボイスミ) 講師の砂川顕子(すながわあきこ)です。
私は、話すことは「伝える」ことだと思っています。
伝わった時の、聞き手と心が繋がったような感覚は、私にとっての喜びです!
話す人にとっても、聞き手にとっても、何ものにも代えられない有意義な空間を、もっともっと作りたくて、
そして、たくさんの人に「伝わる喜び」を体感してもらいたくて、
声と話し方の講師をしています。
これまで20年以上、アナウンサーとして活動してきた中で、
セミナーや研修の講師など、ビジネスシーンで話す経験も多く積みました。
そこで、人前で話すことが苦手で自信がないために、
お持ちの能力を発揮できていないビジネスパーソンが、たくさんいらっしゃることも知りました。
また、話すのは好きだけれど、
伝わらなくて、もどかしい思いをしている方も見てきました。
そんな方々が、もっと自分らしく、伝わる話ができるようになれば、
ビジネスシーンでも、最高のパフォーマンス・コミュニケーションが実現できると思っています。

私が、日々のレッスンで、常に心に置いていることは、
「目の前の生徒さんにじっくり向き合って、上達への道を見出すこと」です。
常に目の前の生徒さん一人に集中して、
今この時間に、どんなレッスンをすれば、効果が最大限に発揮されるのか、
今の時点では、何をアドバイスすべきか、
を考えています。
生徒さんそれぞれに、急成長される時期やポイントが違うので、
それを上手く引き出せるように、生徒さんの細かい変化を感じ取っています。
時には、生徒さんより私の方が必死なんじゃないか!?というくらい、レッスンに集中していますが(笑)、
生徒さんの上達こそが、この仕事をしている喜びなんです!
ぜひ、一緒になって集中して(笑)、でも楽しみながらレッスンしていきましょう。

さて、私はよく生徒さんから、
「子供の頃から、明るくハキハキ話せていたんですよね!?」
と思われることも多いのですが、全然違います(笑)
まさに、昔は人前で話すことは超苦手!だったのです。
でも、仕事を通して、自分の声や話し方を客観視しながら少しずつ改善し、磨いていくことで、
現在までキャリアを重ねることができました。
話すこと・伝えることに悩んで、突き詰めて考えてきた私だからこそ、
生徒さんの悩みにも共感でき、成長の道をともに見つけることができると思っています。

ここからは、私の「声と話し方」の半生です。
ご興味がありましたら、どうぞ。
子供時代
私は一人っ子、鍵っ子だったため、子供の頃から口数が少なくて声も小さく、
学校で発言することなども滅多にありませんでした。
普段、仲の良い友達とは楽しく話すのですが、
授業で発表する時などは、何をどう話せばよいか分からないし、人の目が気になって仕方ありませんでした。
いつも先生から通信簿に書かれるのは
「おとなしい」
「声が小さい」
「消極的」
「授業中、分かっているのに手を挙げない」
でも、そんな自分が嫌いで、もっと自分を表現したい!変わりたい!という気持ちを抱えていました。
大学時代の転機
そんな私が、話すこと・伝えることを生業にしようと思ったのは、
大学時代にボイストレーニングやアナウンスレッスンを受けて、「自己表現する喜び」を知ったからです。
人前で話すことに慣れていない私が、話すプロを目指すには、努力しなければいけないことが山ほどありました。
通る声を出すこと、滑舌よく話すこと、語彙力を増やすこと、頭の中で考えをまとめること・・・
今まで全くやってこなかったことでした。
でも当時の私は「自己表現することの楽しさ」の方が勝っていて、努力も苦になりませんでした。
アナウンサーになれたけれど
その「自己表現したい」思いは、実際にアナウンサーの仕事を始めてすぐ、頭を打つ原因になりました。
「自分が表現したい」ことと、「相手に伝わる」ことは別だったからです。
アナウンサーという仕事では、常に自分は主役にはならないことに気付きました。
主役は、伝えるべき「情報」や、紹介すべき「こと(人)」なのです。
自分で「うまく表現できた!」「うまく話せた!」と満足したところで、
肝心の情報が聞き手にしっかりと伝わらなければ、アナウンサーとしての仕事の価値はないのです。
早々に挫折してしまったのでした。
伝えることの本質を知る
そこから、話すことの主軸を「自分」ではなく、「聞いている人」に移すことが出来た時、
今度は「伝わる喜び」を知りました。
それは、自己表現する喜びよりも、何倍も大きなものでした。
「伝わる」とは、「聞いている人との心の通い合い・心のコミュニケーション」であり、
それを実感できる喜びでした。
伝える仕事が、やめられなくなりました。
講師を経験して
アナウンサーの仕事を始めて10年ほど経った頃、話す技術を教える機会を与えられました。
ある時、受講生さんが、無事に本番でプレゼンをされたのを見て、感動したのです。
私がお教えしたことと、その人の持つ魅力・能力が合わさった時、
私一人では思い付かないようなパフォーマンスができることに気付いたからです。
私が持つ経験や技術を、ご自身の中にプラスしていただくことで、
さらに能力や魅力を発揮される方が、他にもいらっしゃるのではないかと思いました。

今は、受講生の方々が、レッスンをきっかけに、お仕事やご自身の世界での可能性を広げられ、
活躍されることが、私の願いであり、喜びになっています。
個人でやっている教室ですので、気軽にお越しくださいましたら嬉しいです。
砂川 顕子