声と話し方の教室で何が身に付くの?レッスン内容の詳細【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。

 

今回は、当教室のレッスンでお教えしている内容を、簡単に書き出しておきます。

 

漠然と「声と話し方の教室」と聞いても、

何を教えてるの?何が身に付くの?

と、あまり想像がつかない方もいらっしゃるかと思います。

 

また、話し方教室は各地にありますが、

それぞれの教室で、やっていることや専門が違っていますので、

教室選びの参考にしてくださいね。

 

今回の内容を動画でご覧になる場合はどうぞ↓


当教室のコンセプトは、

「一人一人に合わせたプライベートレッスン」ですから、

決まったカリキュラムがあるという訳ではなく、

こんなことをお教えできますよ、こんなことが身に付きますよ、

という参考程度にお読みください。

  1. よく通る声良い響きの声

  2. 声の質を変える

  3. 滑舌の改善・はっきりきれいに聞こえる発音へ

  4. 話の表現力アップ

  5. 分かりやすい話の組み立て言葉の選び方

  6. 人前で話す時のあがり症改善

  7. (おまけ)パワーポイント資料の作成法

1.よく通る声・良い響きの声へ

よく通る声や、良い響きの声は、

  • 第一印象が良い
  • 話に説得力が出る
  • 自信があるように見える
  • 話す内容が相手の心にしっかり届く

など、メリットだらけです。

 

特に、「話す内容が相手の心にしっかり届く」ことは、

話をする上で最も大切なことです。

 

 

よく通る・良い響きの声の人の話は、

ストレスなく、心地よく耳に入ってくるので、

自然と話を聞いたり、心を掴まれたりするんですよね。

 

また、元々声が小さくてお悩みの方や、

無理に大きな声を出そうとして喉が痛くなる方も、

ラクに声が出せるようになりますよ。

 

 

2.声の質を変える

まず、声の質って何?というお話ですが、

同じ声でも、

  • 冷たい声、あたたかい声
  • 固い声、やわらかい声
  • 子供っぽい声、大人っぽい声
  • 重みのある声、軽い声
  • 強そうな声、弱々しい声

など、色々な「質」がありますよね。

 

このような色んな声を、

使い分けているのではなく意図せず偏った声になって、

その人の印象に影響している場合には、

発声法や響かせ方の癖を改善していきます。

 

 

例えば、相手のために一生懸命話しているつもりなのに、

意図せず冷たい声になっていたとしたら?

 

相手を説得しようと話しているのに、

軽い弱々しい声だったとしたら?

 

どれだけ頑張って話しても、

誤解されて、あまり話を聞いてもらえなくなる可能性もありますよね。

 

また、女性の方でよく聞くのが、

「声が低いので、もっと高い声になりたい」

というお悩みです。

 

男性でも、高い声のほうがよく通って印象が良いと思い込んで、

無理に高い声で話そうとしている方もいらっしゃいます。

 

 

これについては、その人の声帯の長さによって声の高さはだいたい決まっているので、

無理して高い声で話すことを、私はお勧めしていません

 

自分がラクに出せる高さの声で話すのが、一番だと考えています。

 

また、ラクに出せる高さの声が、一番通る声になりやすいのです。

 

 

低めの声の人でも、

「やわらかい」「あたたかい」声の質で、適切に抑揚があれば、

落ち着いた良い声・生き生きした声になりますよ。

 

 

3.滑舌の改善・はっきりきれいに聞こえる発音へ

「滑舌が良くないんです」とおっしゃる方でも、

  • 舌や口の中の動かし方が原因の人

  • 舌を動かす力が弱いことが原因の人

  • 声がこもる発声の仕方が原因で、言葉が明瞭に聞こえない人

  • 早口が原因で舌の動きが付いていけてない人

など、人それぞれで、

必ずしも滑舌が悪いわけではない場合もあります。

 

 

元々、滑舌が悪い方には、

舌の使い方や位置などを修正して、

滑舌を改善していくレッスンを行ないます。

 

これまでとは違う舌の動かし方をしなければならないため、少し根気はいりますが、

意識して、癖付けていくことが大切です。

 

また、滑舌自体はそんなに悪くないけれど、言葉がはっきり聞こえず、

ぼやけていたり、言葉が流れていたりする方には、

その原因を探って、はっきりきれいに聞こえる話し方になるように修正していきます。

 

 

技術的なこともありますが、

一つ一つの言葉を大事に発音するという本人の意識で変わる部分も大きいです。

 

 

4.話の表現力アップ

話すことは、「伝える」ことです。

 

こちらの気持ちや意図など、伝えたいことが伝わらないのであれば、

一生懸命話しても、無意味になってしまいます。

 

 

伝えるためには、当然、話す側の「気持ち」や「心」が大事なのは言うまでもありませんが、

その想いを言葉に乗せる「やり方」を知らなければ、伝わる表現ができません。

 

 

話の表現力とは、単なる抑揚にとどまらず、

  • 話す速さ
  • (ま)
  • 声の高低
  • 声の強弱
  • 声の
  • 言いまわし

などを、

話す内容に合わせて、聞き手に合わせて、変化をつけていくのです。

 

難しそうに思われるかもしれませんが、簡単なところから始めていきます。

 

 

この表現力が弱いと、初めから終わりまで同じ調子の話し方になったり、

ひたすら早口で駆け抜けるような話し方になったりして、

伝わるチャンスを逃してしまいます。

 

 

当教室では、この表現力アップに力を入れて、

「伝わる」話し方ができるよう、レッスンをしています。

 

 

5.分かりやすい話の組み立てや言葉の選び方

どれだけ表現力をレッスンしても、

やはり話全体の組み立てがバラバラだったり、

話自体の意味が分かりづらかったりすれば、

伝わるものも伝わりません。

 

また、文章を書くのと、話すのでは、

組み立て方や言葉の選び方も変わってきます

 

 

まず、話の組み立てというと、

「起承転結」や「三段構成法」などいろいろな方法がありますが、

話す内容によっては、このようなテンプレートに当てはめるだけではうまくいかない場合もあります。

 

 

例えば、きっちりと説明をするような場面であれば、

「三段構成法(序論・本論・結論)」を使って理路整然と話すことが有効ですが、

プレゼンテーションのように、説明に加えて相手の感情を動かす(行動を促す)必要があるなら、

これだけでは不十分な場合もあります。

 

次に、言葉の選び方に関しても、

どんな表現をしたら言いたいことが一番伝わるのか、

レッスンで一緒に考えていきます。

 

 

そして、一つのセンテンスを長く話してしまう方、

短いセンテンスをいくつも重ねて話す方、

など癖に合わせてアドバイスもしていきます。

 

 

書くことに慣れている方は、

書き言葉をそのまま話の中に使ってしまいがちですが、

文字にした時に伝わりやすいワード・表現と、

言葉にして伝わりやすいワード・表現は違います。

 

当教室では、

「こちらが話した言葉・内容に対して、聞き手の頭がどう整理(混乱)され、どう気持ちが動くのか」

を考えながら、

話を組み立て、言葉を選べるようにしていくのが特徴です。

 

 

まず原稿を書いてから話したいという方には、

分かりやすく伝わる原稿の書き方をお教えしています。

 

また、メモや資料を見ながら話す方にも、

効果的なメモの書き方・使い方などをアドバイスします。

 

 

言葉の選び方に関連して、

適切な敬語の使い方なども、ご要望があればお教えしています。

 

 

6.人前で話す時のあがり症改善

あがり症の原因は人それぞれです。

 

また、あがった(緊張した)時にどうなるのか、も人それぞれです。

 

あがり症の原因を掘り起こして、

それに基づいた改善策をお伝えします。

 

私自身も、もちろん緊張するので、

お気持ちはよく分かりますし、

緊張回避法も、経験からいくつも持っています。

 

たとえ緊張したとしても、

自分を保って問題なく話すことができれば、それでよいと思うのです。

 

精神的なことにおいては、

人前に出た時の意識を変えられるようにアドバイスもしていきます。

 

ただ単に意識を変えろと言っても難しいので、

具体的に体を使ってできるテクニックをお伝えしています。

 

いろいろと試すことで、成功体験を重ねていっていただきたいと思っています。

 

 

また、話の表現力がついてくることで「伝える」ことに意識が移ったり、

レッスンを重ねて自信がついたり、

話すことに慣れたりすることで、

いつの間にか緊張しても話せるようになった!という方もいらっしゃいます。

 

 

ただ、個人レッスンゆえに、

実際に人前で話す練習を、当教室で重ねていくことはできませんのでご了承ください。

(聞いているのは講師だけです。)

 

 

話している内容を録音・録画することで、

似たような緊張感を作ることをしています。

 

 

7.(おまけ)パワーポイント資料の作成法

プレゼンテーションなどで話をされる時に、

PowerPointの資料を作成して、

スライドを表示しながら話す方もいらっしゃると思います。

 

その場合、PowerPointの資料と話が合っていなければ、

聞く人は混乱して、分かりづらい話になってしまいます。

 

  • PowerPointのスライド目から得る情報。
    一目で概要や流れが分かる。イメージを掴める。

  • 耳から得る情報。
    順にラクに理解が進み、心を動かされる

というようなそれぞれのメリットを、相互に高め合うことが出来れば、

聞き手に与える効果は格段にアップするでしょう。

 

PowerPointの操作方法をお教えしたいのではありません。

(操作方法がよく分からない場合は、お教えすることもできますが)

 

話を伝えるために、

効果的なPowerPoint資料の構成や作り方のアドバイスを行うことができます。

 

 


 

以上、おおまかに分類しましたが、これらのことは、

プレゼンテーション・スピーチ・発表・司会・面接・会議・営業などなど、

様々な話す場面で、必要な技術です。

 

そして、実際のレッスンでは、一人一人のご希望に合わせて、

プレゼンの練習をしたり、

スピーチの練習をしたりと、

実践的なことも行なっていきます。

 

 

これに加えて、

話している時にその人の魅力が出るように

というのが私のモットーです。

 

 

一辺倒の改善方法で、それぞれの個性や魅力が消されることがないように、

感性と目と耳を研ぎ澄ましてレッスンをしています。

 

ご興味がありましたら、ぜひお試しレッスンにお越しくださいね。