話すためのボイトレはメリットがいっぱい!すぐにやったほうがいい7つの理由②【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。



前回の記事に引き続いて、

「話すためのボイトレ」は、ぜひやったほうがいい!

メリットがたくさん!


というお話をしたいと思います。




前回の記事をまだお読みでない方は、以下のURLからどうぞ。

話すためのボイトレはメリットがいっぱい!すぐにやったほうがいい7つの理由①




さて、前回、「話すためのボイトレ」をするといい理由を7つ挙げていました。

話すためのボイトレ 7つのメリット

  1. 通る声・良い響きの声で話せるようになる

  2. 他人に安心感を与えられる・信頼度がアップする

  3. 滑舌が良くなって、言葉が聞き取りやすくなる

  4. 話がもっと伝わるようになる

  5. 生き生きとした印象・キラキラ充実した印象になる

  6. 健康的になる・若々しくなる

  7. 話すことが好きになる・自己肯定感が高まる


今回は、4つめ以降について、詳しく述べていきます。


4.話がもっと伝わるようになる

これは、聞き取りやすい声になるから伝わるようになるという意味ではなく、

話の内容(中身)が伝わるようになる、ということです。



ボイトレをすると、話の中身が伝わりやすくなるって、どういうことなのでしょうか。




実は、伝わる話ができる人というのは、

話をするとき、自身のいろんな声を使って話しているのです。


例えば、

  • やわらかい明るいトーンの声
  • 落ち着いた力強さのある声
  • 楽しそうな声
  • 問題を懸念する声

などなど、挙げたらキリがないのですが、

つまりは、声に、「自分の伝えたい想い」や、

「話のポイントの示唆」を乗せて、

言葉を発しているんですね。



話の内容にマッチした”声”を、

その瞬間瞬間で使って、話していくのです。





だから、話の中身(言っている内容や言葉)は変わらなくても、

それを伝える「声の表現」が変わることで、

格段に言いたいことが伝わりやすくなる
んですね。




よく、「抑揚のない話」とか「棒読み」などと言ったりしますよね。


それは、同じような高さの声、

同じような質(響き)の声ばかりを使って話している状態ですね。




そのような人は、

どんなに良い内容のことを喋ったとしても、伝わらないのはご承知のとおりです。






歌であれば、

低音や高音など、いろんな音階の声をトレーニングするのは

イメージしやすいと思うのですが、

話している時にも、

高い声・低い声・明るい声・暗い声など、

思っている以上に様々に使うのです。



そうやって、自分の伝えたいことを声で表現していくのですね。



上記は、大雑把なグラフではあるのですが、

アナウンサーと、音声訓練を受けていない人とで、

話す時に使っている声の周波数(高さ)を比べたものです。



音声訓練(話すボイトレ)を受けていない人は、

話をするときに、ほぼ一定の高さの声しか使っていない
ことが

お分かりいただけると思います。




歌のボイトレのように、決められた音階の声が出るようにするのではなくて、

自分の声の音域の中での高めの声・低めの声を使いこなして話していくように、訓練するのです。






また、音声訓練をしていない人は、

声の高さだけではなく、声の質(声の響き)も、一定のことが多いです。


例えば、明るい声、柔らかい声、強めに主張する声など、

話の内容によって声色に変化がないので、

聞き手は、話の内容(言葉)を必死に耳で追わなければならなくなり、

内容を把握しづらくなるんですね。



話すボイトレをして、

自身の様々な声を話の中で使って、表現できるようになることで、

今より確実に伝わるようになります。



そうすると、周りとのコミュニケーションがスムーズになりますし、

仕事の成績が上がったり、評価が上がったりするでしょう。





5.生き生きとした印象・キラキラ充実した印象になる

先述の、「4.話がもっと伝わるようになる」とも関連するのですが、

ボイトレをして、話す時に使う声の幅が広がることで、

その人の印象が大きくアップします。



声に、自分の伝えたいことや、相手への想いを乗せて伝えられる人は、

生き生きと話している印象

人柄が伝わって、親近感のある印象

そして、きらきらと充実した印象になっていきます。





これも、なんとなくイメージできますよね。




一定の声ばかりを使って話している人は、

考えていることや、人柄が伝わりづらいので、

第一印象では誤解をされたり、


損をされることもあるかもしれません。





また、プライベートで気楽に話すときには、感情豊かに話せるけれど、

人前や、ビジネスの場面では、

急にかしこまってしまったり、気が引けてしまったり、堅くなってしまったり
して、

表情のない話し方になってしまう人もいらっしゃいます。



話をする時には、

内容や、言葉づかいばかりに注意がいきがちですが、

声の表現も、その人の印象を決める大きな要素になるのです。


6.健康的になる・若々しくなる

ボイトレをするときに基本となるのが、

腹式呼吸で、たっぷりの息を安定的に使って話す

ということです。



腹式呼吸で声を出すことを、腹式発声と言います。



腹式発声では、息を吸うときに、

肺の下の「横隔膜」という筋肉を下側に動かすことで、

肺の容量を広げて、たくさんの息をゆったりと取り込みます。




そして、吐く時には、

腹筋を使って横隔膜を上に押し上げて息を肺から出しながら、

声を出していきます。





このような腹式呼吸を身につけることで、

たっぷりの息を吸って、たくさんの酸素を体に回すことができます。



パソコンやスマホを見る時間が長く、

呼吸が浅くなっている人は、

酸素不足になって体が凝りやすかったり、

疲れが抜けないことも起こり得ますよね。


体の老化防止にも、

ボイトレの腹式呼吸で、たくさんの酸素を体に回していくのはおすすめです。

  



また、腹式発声で話しているだけで、

少し運動したような爽快感があったり、

インナーマッスルも鍛えられますから、

ダイエット効果もありますね。



さらに、年配の方の健康維持にも、ボイトレは効果があります。

若い方でも、

年を取ると、誤嚥(飲み込んだ食べ物や飲み物が、気管に入ってしまう)が多くなるということは、

ご存知かと思います。

この誤嚥予防にも、ボイトレは役に立つんですね。


飲み込むときと、声を出すときとでは、

喉や口の中の同じ筋肉を使うと言われています。

ですから、ボイトレをして、

飲み込むための喉や口の中の筋肉を、普段から鍛えておくといいんですね。



また、もし食べ物が気管に入ってしまったり、

うまく飲み込めなかった時、

むせて咳をして、体はその異物を気管から排出しようとします。


そんな時、腹筋や横隔膜の力がないと、

咳とともにうまく排出できなくなるそうです。

咳をするにも、適切な筋肉が必要なんですね。




さらには、ボイトレで口の中のや、口周りの筋肉を動かしていくことで、

顔のリフトアップも期待できます。

やはり、顔の筋肉も、動かさなければたるんでしまいます。


これらのことは、もちろん歌のボイトレでも叶えられますが、

歌が苦手な方や、朗読や話すことが好きな方は、

話すボイトレだと楽しく続けられるでしょう。

また、歌だと、歌える環境が限られてしまうこともありますけれど、

話すボイトレだと、普段、話をしながら鍛えられるメリットもありますね。


7.話すことが好きになる・自己肯定感が高まる

最後は、話すことに自信がない・苦手意識がある方や、

自分の声が好きではない方にとって、

特にメリットのあることです。



前述のように、

話すボイトレをすることで、話が今よりも伝わるようになります。



そうすると、話をしながら、

聞き手とちゃんと心が通じ合う感覚を味わえるようになるはずです。



言いたいことが、すんなり伝わって、

納得してもらえたり、


共感してもらえたり、

信頼してもらえたりする経験が増えるほど、

話すことが好きになります




また、話す時の自分の声は、

自分自身が一番近くで聞いているものです。

その声が、よく響く、表現豊かな声だったら・・・

自然と自信が持てますよね。




そうやって、

自信をもって話せるようになれることで、さらに話が伝わるようになる、

という好循環が生まれます。



私の経験上、話すことに苦手意識がある人は、

自己肯定感が低い傾向があるように思うのですが、

仕事や日常で「話す」機会は多いのですから、

そこに自信が持てたら、当然、自己肯定感が高まって、

ますます生き生きとした、キラキラした空気感を放って、

信頼獲得することができるようになるのですね。





まとめ

「話す」という行為は、

人生でこの先もずっと、絶えずやっていかなければならないことでしょう。



だからこそ、話すボイトレをして声を磨くことは、価値があるし、

自身の利益になり続けるのです。



「話す」ことは、物心ついたときから、なんとなくできていたはずなので、

今になって話すためのボイトレをする、という発想がなかった方もいらっしゃるかもしれませんが、

必ず得るものがありますので、

ぜひ取り組んでみていただきたいと思います。