急に話を振られた時こそ、”内容”より”話し方”重視で!【大阪/マンツーマン話し方教室】
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室™」講師の砂川顕子です。
皆さんは、急に話を振られて困ったこと、ありませんか?
例えば、
- 会議でいきなり意見を求められる
- みんなの前で急にあいさつを依頼される
などなど・・
準備もなく、予想外に話さなきゃいけなくなった場面ですね。
事前に考える時間がない分、
焦ってしまったり
良い話題を思い付かなかったりして
急な”出番”には苦手意識がある方もいらっしゃると思います。
自分の中で言いたいことがあるならまだしも、
特にない場合は
「何を喋ろうか・・」
と頭を悩ませますよね。
(でも、ここはしっかりと喋らないと体裁が悪い・・(-“”-))
そんな時に、
うーん・・(-“”-)
と頭を悩ませたまま喋り始めてはダメなんです!
今回の内容を動画でご覧になる場合はこちら↓
「うーん…」と悩んだまま話し始めた場合
例えば、急に話を振られて、
みんなの前で
あまり接点のない同僚の良い点(評価)を話すことになった!
としましょう。
同僚の「Aさん」の仕事上での長所を
とっさに褒めてあげなければなりません。
でも・・
自分としては特段言いたい(言うべき)ことがないし
あまり考えたこともない・・。
あまりに考える時間が長くて
言葉が出てこないと、
まるでAさんに長所がないように思われてしまいますよね。
そこでなんとか
うーん・・(-“”-)
のまま言葉を絞り出して話すと
次のような話し方になりがちです。
『えーっとぉ、そうですねぇ
Aさんはぁ、
コミュニケーション能力も高くてぇ
うーん・・あのー、なので・・
周りとうまく調整してくれながら
あのーやってくれてすごいです・・』
このような話し方は、
- 声が弱くなって自信なさげ
- 話がダラダラした印象
になるんですよね。
自分でも、後から
「うまく喋れなかったな・・」
という嫌な記憶が残ってしまうでしょう。
最初に思い付いたことを言い切る!
そこで、いきなり話を振られて
心中はドギマギしていたとしても、
あれやこれやと頭を悩ませすぎずに
最初に思い付いたことを
堂々とズバッ!と言い切ってみましょう。
例えば、
Aさんの長所として「コミュニケーション能力の高さ」が
頭に思い浮かんだとします。
であれば、
『Aさんは、やっぱり
コミュニケーション能力が高いところがすごいと思います!』
または
『Aさんがすごいのは、コミュニケーション能力です!』
などと、短くズバッと言い切ってしまうのです。
短く言い切った後で、話を続けていきましょう。
『Aさんは、やっぱり
コミュニケーション能力が高いところがすごいと思います!(←ズバッと言い切り)
はい!
・・なので、周りとうまく調整しながら
やってくれていますね!』
そうすると、
最初の、うーん・・(-“”-)のまま話した時と
言っている内容は全く同じなのですが、
堂々と意見を述べている印象になります。
また、とりあえず思い付いたことを短く言い切ってみると
自分の話の方向性が定まるために
その後の言葉も続きやすくなるんですね。
まとめ
このように、
急に話を振られて、言葉や話題に悩んだ時には、
とりあえず堂々と、ズバッと短く言い切ってみる!
ことをお試しください。
パッと何か喋らなきゃいけない時には、
話の内容をあれこれ考えることよりも
- 自分が周囲に与える印象
- その場の空気をシラけさせない
ことを重視するほうが良い場合もあるのです。
もちろん、
自分の中で伝えたいことがあるのであれば
しっかり言葉を吟味して話してくださいね!