タイプによって選ぶ言葉も話し方も違う!特性ごとの改善ポイントとは①【大阪/マンツーマン/ボイトレ・話し方教室】

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ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。

ビジネス向けボイストレーニング・話し方教室。[声と話し方のパーソナルトレーニング]

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当教室のマンツーマンのコースでは
受講生の特性に合わせたレッスンを提供しています。


特性の診断には、
私が資格を持つ「ウェルスダイナミクス」を取り入れて

それぞれに合ったアドバイスをしたり
特性によって指導法を変えたりしています。





ウェルスダイナミクスにおいて
特性を見る際の指標として使うのが

  • 「内向型」or「外向型」
  • 「直感型」or「体感型」

です。


これらは心理学などでも
よく用いられる概念ですね。



今回はその中で
「内向型」「外向型」
についてお伝えします。


いずれかのタイプによって
・話し方
・言葉の選び方
・話題の発想の仕方
・人前での心理
・表現の仕方、大きさ
なども違います
ので、

当然、タイプによって
話す時に何を意識すればより伝わるのか?
も違ってきます。






まずは、あなたが
内向・外向どちらに当てはまるか
考えてみましょう。


※両方同じくらいの割合の方もいらっしゃいますので
それも含めて考えてみてください。


内向型の傾向

内向型の人は、
意識が「自分の内側」に向きやすい特性を持っています。


このタイプの人は
他人に影響されにくく、
自分で調べ、考えて行動する
傾向があります。


また、合理的に物事を捉える力に優れていて
「確実性」「効率」「低リスク」「実益」
などに基づいて思考したり
行動を決めたりする人が多いです。





話し方やコミュニケーションにおいては
以下のような傾向があります。

  • 感情が表にあらわれにくいため、
    黙っていると「怒っている?」と言われたり
    「何を考えているのか分からない」と思われる

  • 雑談や意味のない会話が苦手で、一人で黙っているほうがラク

  • 相手の言葉の「意味」や「論理性」を考える

  • オンライン会議などでは、皆の顔があまり見えないほうが
    「喋りやすい」「緊張しない」
    「会って話さなくてもオンラインで充分!」と感じる






内向型の人は
クールな印象を持たれることが少なくありませんが、

その反面
しっかりと準備して論理的に話す力に長けています。


内向型の人がもっと伝わるには

内向型の人が
より聞き手に伝わる話し方をするためには、
以下を意識してみましょう。

  • リアクションや表情を少し大きめにする
    言葉だけでなく、表情やジェスチャーを意識的に使うことで、聞き手を巻き込む力が増します

  • 自分の気持ちを言葉で表現する
    「こんな想いで行動した」のように、想いを言語化することで、聞き手の共感を得ることができます

  • 相手の反応を観察する
    聞き手の表情や態度を見ながら、話す内容やトーンを柔軟に調整することで、一方的ではなく相手に配慮している印象を残せます






そうすれば
元々持っている論理性を活かして
聞き手を巻き込む説得力のある話
をすることが出来るようになるでしょう。


外向型の傾向

一方、外向型の人は
意識が「自分以外(他者)」に向きやすい特性を持っています。


人と交流することでエネルギーが増してくるタイプで
生き生きと会話をしたり
人の話を聞くことで理解が深まる傾向があります。





反面、他人からの影響を受けやすく
自分の意見が分からなくなることもあります。


外向型の人の話し方やコミュニケーションには
以下のような傾向があります。

  • 会話のリアクションが豊かで、相手が話しやすい空気感を作るのが得意

  • 人からどう見えるかを重視し「常にかっこよく見られたい」
    相手の反応が薄いと「面白くなかったかな?」と気にしてしまう

  • 話を聞きながら相手の「気持ち・感情」を読み取ろうとする

  • オンラインだと相手のリアクションが分かりづらいので
    「喋りづらい」「不安になる」
    「やっぱリアルで会って話すのが良い!」と感じる








外向型の人は豊かな表現力を持っていますが、
感情的で曖昧な言葉が多くなったり
話が長くなったりする傾向
があります。

外向型の人がもっと伝わるには

外向型の人が、その良さを活かしつつ
より聞き手に伝わる話し方をするためには
以下を心がけてみましょう。

  • データや、具体的な事例を使う
    感覚的な言葉や抽象的な表現が多くならないように、データを挙げると納得感が増します

  • 話の筋道を整理しておく
    話があちこち飛びがちな外向型の人は、話す前に内容を整理することで、端的に分かりやすく話せるようになります

  • 落ち着いて相手の反応を待つ
    話し過ぎて相手が反応するタイミングを奪わないよう、時には間(ま)をゆったり取る






これらができると
本来の豊かな表現力や、聞き手を巻き込むエネルギーと相まって
より説得力が増す
でしょう。


自分の特性を知り、バランスを取る

自分が「内向型」「外向型」のどちらかを認識し
特性の強みは伸ばした上で
自分にない要素を取り入れる

より伝わる話し方ができるようになります。





内向型の人は
いつも冷静で、論理的に話をまとめるスキルを伸ばしつつ、

外向型の要素を取り入れて
表現力や相手への共感力を高めることで
さらに魅力的に、その場の空気を創りながら話せるようになるでしょう。





一方で外向型の人は
豊かな表現力で聞き手を巻き込む力や
親しみやすさは残しつつ、

内向型の論理性や、整理してまとめる力を取り入れると
より分かりやすく、納得感のある話ができるようになるでしょう。




今回は
「内向型」「外向型」についてお話ししましたが、

次回はウェルスダイナミクスでのもう一つの指標である
「直感型」「体感型」
についてもお伝えします。


内向と外向は、どちらも半々かも…
と思った方は、
直感と体感で特性の傾向が分かるかも
しれませんよ。






こちらも、特性によって
言葉の選び方や話し方が違いますので、
伸ばすべき点や注意すべき点も違ってきます。

自分の特性を知り、
その良さを活かしながら
より伝わる話し方へ磨いていきましょう!