今のあなたのままでいい!【大阪/マンツーマン話し方教室】
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。
今回は、まずイメージしていただきたいことがあります。
それは
『いつでも聞き手の心をつかんで、伝わる話ができている自分』
です。
- どんな声で
- どんな話し方で
- どんな様子で
話しているでしょうか?
話の上手い〇〇さんみたいに
ユーモアを交えながら、話題豊富に話しているでしょうか?
それとも、人望のある〇〇さんみたいに
理路整然と、分かりやすい話をしているでしょうか?
あるいは、憧れの〇〇さんみたいな
人の耳を惹きつける声で話しているでしょうか?
なぜ始めに、このようなイメージをしていただいたかというと
「人の心をつかめる、伝わる話し方になるには、
今の自分の声や話し方を、ガラッと変えなきゃいけない」
と、無意識のうちに思っていらっしゃる方も多いからです。
ですから
話のうまい「自分じゃない誰か」のイメージが
先立つ場合もあるかもしれません。
もちろん、誰かを参考にすることは悪いことではありませんが、
「誰か」みたいになるのではなく
今のあなたのままで進化すれば良いのですね。
言い換えれば、
声や話し方をスキルアップさせたからといって
別人のように話せるわけではありません。
伝わる話をするために
そんな“大変化”は必要ないのです。
声と話し方は、あなたにしかない個性
声や話し方は、個性の一つです。
いくら、今の話し方が伝わらなくて
改善しなければ!
もっとうまくなりたい!
と思っても、
その個性を消し去らなければならないほどの取り組みは、必要ありません。
「別の誰か」になんて、なる必要がないのです。
今のあなたの話し方に
ちょっとした”コツ”をプラスするだけでいい!
「今の自分を変える」のではなく、
「今の自分に”コツ”を取り込むことで、もっとパワーが溢れる」
ようなイメージです。
『世界に一つだけの花』
という歌がありますが、
あなたという花は、なにも変える必要はなく
あなたという花が
ちょっと”コツ”を取り入れることで
生き生きしだすのをイメージしましょう。
別の誰かの声や話し方と比べて、
うらやましがったり、自信をなくしたりする必要はないのです。
“コツ”を取り入れるポイント
今のあなたに、伝わる話し方の”コツ”を取り入れるには
話す時の”心の持ち方”を切り替えることがポイントです。
“心の持ち方”が切り替わらないと
いくらスキルアップのための”テクニック”を磨こうとしても
うまくいきません。
さらには、”心の持ち方”を切り替えるだけでも
「伝わらない」から「伝わる」への大逆転も可能なのです!
話をする時に
- 「聞き手のために話す」という気持ちをもって
- 「言葉」を聞き手のもとへ届けるつもりで
お話してみましょう。
“話”は、自分の中から発するものなので
「自分のもの」という感覚がありますが、
あくまでも、「聞き手のため」のものです。
聞き手への贈り物なのです。
そして「話全体」届けるというよりも
一つ一つの「言葉」を聞き手のもとまで届ける気持ちを持つと
自然と、聞きやすいペースで
聞き取りやすい発音で
理解しやすいような抑揚がつくようになります。
話す”テクニック”を駆使しなくても
これだけで、伝わる話し方へ一歩近づきます。
つまり、今の自分のままで、今よりもっと伝わるようになるのです!
あなたの生まれ持った声も
キャラクターも
変える必要はありません。
話は、本当にちょっとしたことで伝わるようになります!
それは、
自分にも、他人にもはっきりと分かるような
“大きな変化”ではありませんが、
伝わり方や、あなたの印象を大きく変えるものなのです。
この”心持ち”が整った上で
発声や、話す順序、言葉選び(言いまわし)などのテクニックをプラスできれば
人の心をつかんで、離さなくなるでしょう。