人前で話すことに自信がなくても、”自信がない”ように見えない方法【大阪/マンツーマン話し方教室】
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室™」講師の砂川顕子です。
今回のタイトル
「人前で話すのに自信がなくても、”自信がない”ように見えない方法」
というのは、
「自信がないように見えない」のが大事!
ということを本質として言いたいのではなく、
「自信がないようには見えていない」ことが分かれば
「自信がない」という思考から離れやすい!
ということをお伝えしたいのです。
そもそも、
「話すことに自信があるか・ないか」は
聞き手には関係のないことです。
たとえ自信を持って話せたとしても、
話の内容が伝わらなければ、意味がありません。
私自身も
毎回、完璧に伝わる話ができる自信はありませんが、
だからこそ、「伝えよう」としながら、お話ししています。
ですから、人前で話す時には
「自信がない」「自信がある」という思考自体が
そんなに重要ではないのですね。
「人前で話すのは自信がない」と思われている方は、
「自信がないように見られるのがイヤ」という意識(無意識でも)も
セットになっていることが多いです。
ですから、
「自信がないように見えない」ことを自分で認識できれば
落ち着いて話せるようになりますよ!
とご提案したいのです。
そのために、
人前に出ても「自信がないように見えない」方法をお伝えしたいと思います。
人前で話すことに自信がない人は、2パターンに分かれる
「人前で話すのは自信がない」とおっしゃる方は、
- 元々「自信がない」ようには見えない
- 「自信がない」ことがバレバレ
の2タイプに分かれます。
ご自身がどのタイプなのかは、
周りの人に聞いてもらうのが一番です。
お世辞ではなく、ズバリ言ってくれる人に聞いてみて下さい。
それでは、タイプごとに、
人前で気をつけていただきたいことを書いていきます。
1.元々「自信がない」ようには見えない
「自信がない」とおっしゃる方のなかには、
「そうは見えない」方が一定数いらっしゃいます。
それは、
その人の雰囲気・性格・見た目など
色んな要素はあると思うのですが、
私からすると、すごく「お得」だと思います。
でも、その「お得」なご自身の特長を
活かそうとしていない方が多いのですね。
「自信がないようには見えない」のですから、
なにも焦ったり、取り繕おうとする必要がないのです。
ただただ、自分自身のまま、ありのままで
目の前の人たちに「話しかけよう」とする姿勢を持つと、
さらに「堂々と」見えます。
このタイプの方が注意することは、
話す時に「自分の殻に閉じこもらないこと」です。
自信がないようには見えないのですから、
聞き手に対して、能動的にお話するだけでいいのです。
2.「自信がない」ことがバレバレ
人前に立つと、自信がないことがバレバレで
声にも態度にも表れてしまうタイプの人は、
「聞き手のほうへ、まっすぐ声を飛ばすこと」
を心がけてみましょう。
「自信がない」のがバレるポイントとしては、
- 声が弱々しい
- 気持ちが内側を向いている
ことが大きいです。
ですから、
「聞き手のほうへまっすぐ声を飛ばす」ことで
上記の2つが解消されます。
すなわち、自信がないようには見えなくなるのです。
もうこれは、
人前で話すときには、そうする!と決めて
実践するのみです。
それだけはやろう!と決意して、
あれこれ考えずに実践することが大切です。
そうすることで、
そんな自分の声に引きずられて
「自信がない」という自分のセルフイメージが変わります。
自分の声に、自分が助けられて、
ますます「自信がない」ようには見えなくなるのです。
「自信がないようには見えない!」
「しっかりと話しているように見える!」
と、他人からの”見え方”を自分で認識できると、
案外、自分自身の「自信がない」思いは
どうでもよくなる・軽くなるものです。
自信がないことに囚われなくなるんですね。
そういう意味では、まず先に
「自信がないようには見えない」ように振る舞うことに
取り組む意義があると思います。