「A案とB案、どちらが良いと思う?」会議で的確に意見を述べるヒント【大阪/マンツーマン/ボイトレ・話し方教室】

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ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。

ビジネス向けボイストレーニング・話し方教室。
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「A案とB案」の選択に悩む瞬間

『A案とB案のどちらが良いと思いますか?』
と聞かれたとき、
即座に答えが出るならそれに越したことはありません。


でも、時には
「どちらかと言うとA案だけど…そうとも言い切れない」
といった迷いが生じる瞬間もありますよね。


人によっては、
「B案派の考えも分かるし…」
と周りの意見に振り回されたり、

他人と意見が対立して調和が乱れないように
譲歩したくなることもあるかもしれません。





とはいえ
こういった状況で、即座に答えないと、

周りの注目が集まったままでプレッシャーになったり

自分の意見がないのか!?と思われて

印象が悪くなるのではないか…と焦ったりすることもあるでしょう。



そこで何とか素早く回答しよう!と話し始めると
逆に、印象が良くない話し方をしてしまうことがある
のです。

中途半端な回答から生じる誤解

迷って、周りを気にして、
答えが明確に決まらないまま話し始めると…


『どちらかと言うとA案ですかねぇ‥
A案は〇〇の理由で良いと思います。
でも△△の面から考えるとB案の方が優れているとは思います』


という話し方に陥りがちです。





上記では、
先に「どちらかというとA案」と言ったにもかかわらず
「B案の方が優れている」という結論になっています。



言った本人としては

・「A案の方が良いけど、部分的にはB案だよね」

または

・「A案の方が良いと思うけど、B案派の意見も納得するし否定するつもりはない

という微妙なニュアンスが話し方に表れてしまったのかもしれません。



ですが、これでは、
『A案とB案のどちらが良いと思いますか?』
という問いかけに対して、明確に回答できていませんから
どっちつかずで、逆に印象を悪くすることも考えられます。


頭の中を具体的に言語化しよう!

そこでお勧めなのが、
「迷っている」「決めかねる」という
考え・意図を、先に明確に述べる
ことです。



例えば、

『現状では、五分五分でどちらとも言えません!』

『8:2の割合でA案です!』

のように、具体的に自分の心の内を言語化しましょう。



「絶対にどちらかに決めなければならない」という場面でない限り、
どっちつかずの回答になるよりは
誠実に意見を述べている印象になります。






そして、その後には必ず

『なぜかと言うと・・・』

理由をしっかりと述べることが重要です。


先に”自分なりの具体的な結論”を言語化していると
理由も理論的にまとめやすくなります。






また、
先に「考え・意図」が明確に述べられていれば
後から理由として
『A案はここが優れている(劣っている)』
『一方でB案にはこんな点で優れている(劣っている)』
と両方のプラス面(マイナス面)を述べたとしても
聞き手は「結局どっちだ!」とはならないのです。



どっちかに決めなきゃ‥!
何か意見を言わなきゃ‥!
と焦るより、

「今の心の内をどう言語化しようか?」
と俯瞰的に考える方が
誠実な印象・意見をしっかり述べている印象に映ります。



“自分なり”の意見を率直に、かつ明確に、意見を述べることで
信頼性も増し、共感する人も増えるでしょう。