ラ行の滑舌!簡単エクササイズで言いやすく聞き取りやすく【大阪/マンツーマン/ボイトレ・話し方教室】
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ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。
ビジネス向けボイストレーニング・話し方教室。プレゼンテーション、スピーチ、発表、セミナー、司会、ファシリテーション、商品説明、動画撮影、会議での発言等のスキル向上!
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今回の内容を動画でご覧になる場合はどうぞ↓
今回は、発音しづらいと感じる人が多いであろう
ラ行「らりるれろ」を明瞭に発音するためのポイントと練習法をご紹介します。
ラ行「らりるれろ」は、
日本語の発音の中でも特に舌を動かす必要がありますから
うまく舌が動かないと滑舌が悪く聞こえたり
言いにくくて噛みやすいと感じることがあるかもしれません。
また、あまり舌を動かさずに、自己流の発音を続けていると
舌が衰えて、ますます滑舌が悪くなる可能性もあります。
では、どうすれば滑舌よく発音できるでしょうか?
ラ行の滑舌チェック
まずは、現在どのようにラ行を発音しているか
チェックしてみましょう。
手鏡を用意していただくか、
鏡の前に移動して行なってください。
そして、鏡を見ながら
少し大きめの声で
「ラ」をはっきりと5回言ってみましょう。
『ラララララ』
この時、鏡を見て
一音ごとに顎が動いてしまう方は、
舌の力が弱いかもしれません。
口をあまり開けていない方は
顎の動きが分かりにくいかもしれませんが、
下の歯が一音ごとに細かく動いていると、顎が動いています。
顎または下の歯が、
「ラ」と発するごとに動いた人は
顎を上下に動かすことで舌を動かしている状態です。
舌の力だけを使えていません。
顎が一緒に動いてしまうと、
舌の力が弱く、ラ行の発音が甘くなったり
話しづらく感じたりして
滑舌が悪く聞こえる原因になりえます。
ラ行の発音のポイント
ラ行の正しい発音は、
上の前歯の裏側、ちょうど歯茎のあたりに舌の先をくっつけ、
そこから舌を前へ弾くようにすることです。
この時、舌の力だけを使って弾く動作をするため
顎(や下の歯)は動きません。
舌の先っぽの力を使って弾くのがポイントです。
ラ行を発音する時は、
舌の先を意識してみましょう。
舌を弾く力が弱いと、発音が不明瞭になり、
「ラリルレロ」が「ダディドゥデド」
に近い音に聞こえてしまうことがあります。
そうすると、
ビジネスでは洗練された印象にならずに
ちょっとしたことで損をしますね。
また、舌の力が弱い発音のまま日常的に話していると、
ますます舌の筋肉が弱くなって
滑舌が悪くなったり、発音癖が強くなったりしてしまうのです。
舌の力を鍛えるエクササイズ
ラ行を言いやすく、はっきりと発音するため
また、舌の力を鍛えて、将来的にも衰えないようにするため、
簡単なエクササイズがあります。
暇な時にぜひやってみてください。
手鏡を見ながら
または、鏡の前で行いましょう。
- 口を小さめに開けた状態で、顎を動かさずに
『ららららら りりりりり るるるるる れれれれれ ろろろろろ』
と一息で発音します。(1セット) - この時、舌の先を意識して、
舌だけで発音するようにします。
口の中で舌の先を前へ弾くように動かしましょう。 - 5セット連続で行います。
舌に力が入ると自由に動かなくなるので、
1セット終わるごとにゆったりと息継ぎをしながら
口の力や、口の中の力も抜いてリラックスしてましょう。 - 暇な時に、1日5セット×3回行なってみましょう
しっかり話す必要がある時には
このエクササイズを行なってから話すことで
言葉が言いやすくなったり、噛みにくくなったりします。
今回ご紹介したエクササイズを続けることで、
舌の動きが良くなり
ラ行が言いやすくなったり、滑舌が改善されたりするはずです。
人前やビジネスシーンでも、
自信を持ってスムーズに話せるようになるでしょう。
ぜひお試しください。
さらに詳しい練習法や個別のアドバイスが欲しい方は、
ぜひ当教室のレッスンにお越しください。
声や話し方の課題を一緒に解決していきましょう!