話を聞いてもらえる人の要素とは?実績や有名度?キャラクター?それとも話し方?【大阪/マンツーマン/ボイトレ・話し方教室】
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ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。
ビジネス向けボイストレーニング・話し方教室。プレゼンテーション、スピーチ、発表、セミナー、司会、ファシリテーション、商品説明、動画撮影、会議での発言等のスキル向上!
発声、滑舌、抑揚、話の組み立て、構成、言いまわし表現等、ビジネスで必須の”話すスキル”をつけて伝えたいメッセージを自信を持って表現しましょう!
『あの人が話し出すと、
みんなが耳を傾けるんだよなぁ』
『あの人みたいに
周りを惹きつけて話せるようになりたいなぁ』
なんて思ったことはありませんか?
ここで言う「あの人」とは、
・上司や周りの同僚
・有名な経営者
・芸能人
・YouTuberやインフルエンサー
など、誰でもアリです。
誰か思い浮かべてみてください。
今回は
なぜその人が話をすると注目を集められるのか、
その要因について書いていきます。
そして、その人たちのどんな要素を取り入れれば
あなたも人を惹きつける話ができるようになるのか
考えていきます。
話で人を惹きつけられる要因
・話に耳を傾けてもらえる人
・話を集中して聞いてもらえる人
の要因は、
大きく分けて2つあると考えます。
それは、その人の
- 実績、地位、キャラクター
- 声や話し方、印象の良さ
例えば、
誰もが憧れる大スターが
インタビューに対して小さな声でボソボソと答えたとしても、
周りは一生懸命に聞き耳を立てて
集中して聞いてくれるでしょう。
これはAの要因パターンですね。
実績や地位がない「ただの人」が
同じことを、同様にボソボソ話したとしても、
誰も耳を傾けてくれないのではないでしょうか。
また、
世界的に成功している有名な経営者が講演をするとなると
その人の言葉遣いが荒かったり
抑揚なく話す人だったりしたとしても、
聞いている人は最後まで興味を持って
その人の言葉に注目するでしょう。
その他にも、
最後にボソッと面白いことを言って笑わせるのが売りの芸人さんなら
それを分かっている人達は、
芸人さんが何をつぶやくのか期待しながら
しっかり聞き耳を立てるでしょう。
これらはすべて、
その人の実績や地位や、キャラクター認知によって
話に注目が集まっているパターンですね。
すなわち、聞き手から
【その人には、
その人の話すことには、
価値がある】
と認知されている状態です。
一方で、
全く知らない人がプレゼンをしていて
その商品(サービス)に特に興味はなかったけど
最後まで引き込まれて、おもしろく聞いた
という場合はBの要因パターンに当てはまるでしょう。
つまり、
話している人の実績や知名度等に関わらず、
その場で良い印象を与えられて
声や話し方で人を惹きつけられたんですね。
Bの要素を持つ話し方を取り入れる
そこで、
自分の話で人を惹きつけたいと思うなら
Bの要素(声や話し方、印象の良さ)
または
A(実績、地位、キャラクター)とBの両方の要素
を取り入れることです。
その要素を持っている人の話し方を
イメージしながら真似してみるのも良いでしょう。
注意すべきは
Aの要素(実績、地位、キャラクター)だけで人を惹きつける人を
「あんな風に話せるようになりたいな」
と参考に真似してみても、意味がないということです。
その人の実績や地位・キャラクターのみで人を惹きつけている場合、
それはその人だからこそ成立している魅力だからです。
他の人が真似しても、同じ結果は得られません。
誰かの話し方を真似したり
その人の要素を自分にも取り入れようとする時に、
- 実績、地位、キャラクター
- 声や話し方、印象の良さ
どちらの要素があって
その人の話は人を惹きつけているのか
分析してみる必要があります。
自分の声と話し方を磨いて差をつけよう
今後、話し方のスキルアップをしようとする時に
Aの要素(実績、地位、キャラクター)のみで人を惹きつけようとするのは
おすすめしません。
なぜなら、自分のことを
・知らない
・尊敬していない
・興味がない
相手からは、話をスルーされちゃうから。
『話が分かりにくいんだよなぁ』
『長いんだよなぁ』
なんて陰で言われかねません。
自分の実績・地位・キャラクターを確立するのはもちろん大切ですが、
それをしつつ、
人を惹きつけられる声と話し方で表現できるようになりましょう。
これができれば、
あなたの話に耳を傾けて集中して聞いてくれる人が増えるでしょう。
ビジネスシーンでもプライベートでも、
あなたの話に注目が集まるようになるために
まずは、自分の声や話し方に意識を向けてみることが
成功への一歩になります。