発声練習をする時に気を付けたいこと【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
人前で話すビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川です。

 

声の改善を目指していらっしゃる方には、時間のある時に、自分で発声練習をすることをお勧めしています。

また、人前で話す機会のある方も、本番前にちょっとでも発声練習をして、声を出していただくと、本番の出来が違ってきます。

 

なにも、大きな声で発声練習をする必要はありません

もし、声が出せない環境であれば、ほとんど息のような声でも、やる意義はあります。

 

ただし、闇雲に声を出すだけでは、練習にならず、逆におかしな癖をつけてしまうことになりかねません

そこで、ご自身で発声練習をしていただく時に注意することを、今日は挙げていこうと思います。

 

  1. とにかくリラックス
  2. 腹筋をよく使う
  3. 低いトーンの声で
  4. 母音を意識

1.とにかくリラックス

発声練習をする時に一番大切なことは、リラックスです。

「さぁ!今から練習するぞ!」という意気込みがあるのは素晴らしいのですが、そこで肩に力が入ってしまっては、良い練習になりません。

 

なるべく、家でテレビを見ている合間など、リラックスできる環境で行いましょう。

立っていると体に力が入ってしまう場合は、ソファなどにダラリと座りながらでも大丈夫です。

 

本番前に発声練習をする際も、練習から力が入ってしまうと、本番で緊張が強くなってしまいます。

ラクに、休息時間のついでのような感覚で行なう方が、続けられるし、練習になります。

 

2.腹筋をよく使う

よくリラックスした状態で、良い声を出すには、腹筋を上手く使えなければなりません。

力を抜いて立ったり、ダラリと座ったりした状態で、腹筋だけは使って発声をしましょう。

 

この時、大きな声を出そうとする必要は全くありません。

リラックスして、腹筋の圧力だけで勝手に出る声の大きさで良いのです。

慣れてきたら、どのくらい腹筋で圧をかけたら、どのくらいの大きさの声が出るのか、という感覚が分かってきます。

 

また、声を出せない環境であれば、ほとんど息のような声でも良いので、しっかりと腹筋を使って「声を出す感覚」だけを掴みましょう。

 

3.低いトーンの声で

発声練習で、高めの声で、声を張ってしまう癖がある方がいらっしゃいます。

ですが、発声練習は、低いトーンの声で行ないましょう。

なぜなら、低い声の方が、舌の奥(舌根)が下がって、喉が開きやすくなるからです。

 

発声練習は、喉を開いて行うことが基本中の基本です。

喉を開く感覚が分からない場合は、

「会議中に、バレないようにこっそりするあくび」

をイメージしてください。

あくびをすると、舌の奥がグッと下がって喉が開き、あくびをやめると舌が戻って喉が閉じてくる感覚があると思います。

 

この喉が開いた感覚を持ちながら、低いトーンで発声練習をしていきましょう。

ため息をつく時に、「あーぁ」と勝手に出るような低めのトーンを意識します。

勝手に出るトーンというのは、自分が一番ラクに出せる声です。

 

そして、低めの声を出すには、腹筋を使って吐く息に圧がかからなければ、良い響きの声になりません。

低いトーンで良い響きの声、リラックスしたまま出せる声を目指しましょう。

 

4.母音を意識

発声練習では、

『あ・え・い・う・え・お・あ・お』

などの50音を言ってみたり、


『はーー』

『まーー』

などのロングトーンを行なってみたりと、

自分に合うものをそれぞれにやっていただければ良いと思うのですが、

何を言うにも気を付けることは、母音を意識することです。

 

例えば、

『か・け・き・く・け・こ・か・こ』だと、

『ka ke ki ku ke ko ka ko

という赤字部分の母音をしっかりと出すように発音する、ということです。

 

日本語は、「a i u e o」の母音がいずれの音にも入っていますから(「ん」は除く)、

母音がしっかり出ないと、言葉がはっきりと聞こえないのです。

 

ロングトーンをする場合にも、

『maーー』

『haーー』

と、意識して母音を出すようにします。
なんとなくぼんやりと長く伸ばすだけではダメです。

 

発声練習の段階から、しっかりと母音を意識して出すように心がけましょう。

 


声や話し方を改善したい方にとっては、発声練習は基本です。

当然、当教室のレッスンでも行いますが、自分で出来る時に少しずつでも行なっていただく方が、上達が早いです。

リラックスしながら続けられるように、ちょっとでも時間を作っていただければと思います。