話の中で大事なポイントを確実に伝えるコツ【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
人前で話すビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川です。

 

プレゼンテーションやセミナー・商品説明などをする際、絶対に伝えておきたい大事なポイントが必ずあると思います。

例えば

  • 商品名(サービス名)
  • 数字
  • 特徴
  • 専門知識
  • メリット、デメリット

などですね。

『特に女性に人気で、購入者の85%を占めます。』

上記の例文の場合、

「女性」「85%」

という2つのキーワードは、ぜひとも伝えたいところです。

 

ですが、話の中に、このようなポイントとなるキーワードが出てきても、他の言葉と変わらずさらっと言ってしまう人が多いなぁと感じます。

また、大事なキーワードなのに、言葉がはっきり聞き取れないこともあります。

これは、話をする上で本当にもったいないことです。

 

こちらが是非とも伝えたい大事なポイントが、聞き手にしっかりと届いて、頭に(心に)残るからこそ、

プレゼンテーション・セミナー・商品説明など、わざわざ「話す」という行為をする意義があるのです。

でなければ、パンフレットや資料をざっと見るだけで事足りるでしょう。

 

キーワードに強調表現をつけていない音声例

※音をミュートに設定していますので、小さめの音量からお聞きください。

 

 

キーワードを強調表現した音声例

 

 

では、どうしても伝えたい大事なポイントを、どう話せば、聞き手の心に届くでしょうか。

 

まず必要なのは、話す側の「マインド(気持ち)」です。

「これを是非知ってほしい!」

「ここは伝えたい!」

「ここは間違えないでほしい」

という思いを強く持って、言葉を丁寧に・大切に話さなければ、伝わるものも伝わりません。

 

そして、気持ちだけでは伝わらないところを、話の表現テクニックで補いましょう。

大事なポイント・キーワードを確実に伝える表現のコツとしては、そのキーワード部分だけ

  1. ゆっくり言う
  2. 少し声を高めに言う
  3. 前後に間(ま)をとる
  4. 直後の助詞を強く高く言う

ことです。

1~4すべてを行うわけではなく、

  • 「1.ゆっくり + 2.少し声を高め」を組み合わせる
  • 「1.ゆっくり + 3.前後に間(ま)」を組み合わせる
  • 「3.後ろに間(ま)をとる」だけ

のように、単独、あるいはいくつか組み合わせて、場面に合わせた様々な表現をすることができます。

まずは、一つずつのテクニックを着実にできるようにしてから、それらを組み合わせて、表現の幅を広げていきましょう。

 

1.ゆっくり言う

『特に女性に人気で、購入者の85%を占めます。』

という例文で、「女性に」と「85%」だけゆっくり言ってみましょう。

 

どうしても、ゆっくり言おうとすると、話全体をゆっくりのペースにしてしまって、緩慢な印象になることがあります。

 

ここでのポイントは、伝えたい・強調したいキーワードだけをゆっくりにして、それ以外の部分は普通のペースで話すことです。

 

一文の中で話す速さを変えるわけですから、慣れていないと難しいかもしれません。

ですが、伝わる効果は抜群です。

 

キーワード部分だけを、ゆっくり押し出すような感覚で言えるように練習してみましょう。

この表現が出来るのと出来ないのとでは、話の質が全く違うと言っても過言ではないでしょう。

 

2.少し声を高めに言う

大事なポイント部分だけを、少し高いトーンで言います。

『特に女性に人気で、購入者の85%を占めます。』

という例文で、「女性に」と「85%」だけ少し高めの声にして言ってみましょう。

 

ここで気をつけたいのは、キーワードの頭の音

例えば、『85%』を強調するなら、「は」の音から高く入ります

 

よく、「はちじゅーごぱーせんと」の2~3文字目の「ちじゅ」ぐらいから徐々に高く発音してしまう方がいらっしゃいますが、

言葉がはっきり聞こえなくなって逆効果です。

 

また、キーワード部分を高いトーンで言ったならば、他の特に際立たせない言葉も同様に高いトーンで発音してしまっては、差別化ができません。

強調したいワードだけが、高いトーンで始まるようにして、際立たせることを忘れないようにしましょう。

できるようになったら、「1.ゆっくり」+「2.少し声を高め」で言えるように練習しましょう。

 

3.前後に間(ま)をとる

伝えたいキーワードの直前、または直後、または前後両方に間(ま)をあけることで、その言葉が際立ちます。

 

『特に女性に_人気で、購入者の_85%を占めます。』

という例文の「女性に」の後と、「85%」の直前に、短く間(ま)をとって話してみましょう。

 

これは、話の途中の「、」のように意味を分からせるための間(ま)や、

一文の終わり「。」の後のような、長めの間(ま)ではなく

話の流れを途切れさせることのない、言葉だけを際立たせるための、ごく短い間(ま)です。

ですが、この間(ま)を多用すると、今度は話がブチブチ切れて聞こえてしまう可能性もありますので、使う頻度には気を付けましょう。

 

4.直後の助詞を強く高く言う

これは、実はあまりお勧めの表現ではないのですが、生徒さんを見ていると、気持ちが入った時に一番簡単に出来るようなので、おまけとして載せておきます。

1~3の方法がどうしても難しい方は、ここから挑戦してみるのもありです。

が、個人的には、あまり癖になってほしくないです。

棒読みでずっと話すよりはいいかな、という程度ですので、多用せず、部分的に使う程度でとどめておきましょう。

 

『特に女性に人気で、購入者の85%を占めます。』

という例文において、「女性」と「85%」を大事なポイントとして表現したい時、

『特に女性人気で、購入者の85%占めます。』

という風に、キーワード直後の助詞(赤字部分を、強く高く言います。

そうすると、その直前にあるキーワードが強調されたように聞こえます。

 

大事なキーワード自体を直接的に際立たせているわけではないのですが、”強調したように聞こえる”・”気持ちは伝わってくる”のです。

 

これは安易な方法なので、何度も言いますが、絶対に多用しないことです。

多用してしまうと、助詞を強く発音する癖のある話し方に聞こえたり、話が文節でブチブチ途切れたりして、「聞きづらい」・「耳障り」となりますので、注意が必要です。

 


このようなポイントとなるキーワードを際立たせる表現ができると、話にメリハリがつき、生き生きと感じられます。

そして、聞いている人は、ラクに大事な箇所を把握でき、自然と話が頭に入ってくるようになります

 

当然、こちらが伝えたい意図がしっかりと伝わるわけですから、一段上の話し方を目指す方には、必須の技術です。

 

ただ、これはあくまでも表現のテクニックに過ぎず、話す側の気持ちが入っていなければ、伝わる話にはなりえません。

そこは基本として押さえておいていただきたいと思います。

 

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