プレゼンの練習で最も大事なこととは?【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室™」講師の砂川顕子です。

 

プレゼンをすることが決まった時

資料を作って、まず準備をしっかりとすることは大切なのですが、

資料ができたら、そこで終わっていませんか?

 

 

「プレゼンで上手く喋れなかった」

ということが何度も続く人は

そもそも準備不足・練習不足のことも多いんですね。

 

例えば

PowerPointや配布資料は一生懸命作ったけど

自分が話すための資料(メモ)などを準備していなかったり、

 

話すための原稿を作ったけれど

それで満足して練習していなかったりするのです。

 

 

プレゼンに練習は必要か?

よく、

「プレゼンの練習はせずに

本番では資料を見ながらなんとなく話す」

という人がいらっしゃいます。

 

確かに、プレゼンまでの時間がない場合などは

プレゼンの内容を考えて、資料を作り上げるだけで

手一杯なこともあるでしょう。

 

プレゼンの経験を何度も重ねて

「資料さえあれば、なんとでも話せる!」

という自信があるのであれば

練習は必要ないのかもしれませんが、

 

人前で話すことに自信がなかったり

いつもうまく話せないと思っているのであれば

練習は必須です。

 

 

そして、”練習”とは、

本番と同様に、聞き手がいることをしっかりとイメージしながら

本番と同じ心持ちで

本番と同じ場所にいるつもりで

同じ”立ち居振る舞い”で

同じくらいの声を出して

「リハーサル」をすることです。

 

 

 

プレゼンの練習で最も大切なのは、声を出すこと

今回のタイトルにもしていますが

プレゼンの練習で最も大切なことは

「本番と同じように、声を出して話してみること」

です。

 

声を出さずに、イメージトレーニングだけをしても

何もやらないよりはいいですが

練習の効果としては薄いです。

 

私も経験があるのですが

いくらイメージトレーニングを重ねたとしても

声を出した練習を1回でもするほうが

得るものが多いのです。

 

それは、

本番をイメージして声に出してみて

初めて気づくことがあるからです。

 

声に出してみたことで改良点に気づいて

資料の内容に少し手を加えることもよくありました。

 

また、頭だけでシミュレーションしている時以上に

「ここでは、こんなことを言おう」

「こういう表現を使おう」

というひらめきも、どんどん湧いてくるのです。

 

 

さらに、声に出しておくことで

本番で言葉を噛みづらくなる効果もあります。

 

一度発した言葉は、

次からはスラっと発音しやすくなるからです。

 

 

まとめ

今まで、プレゼン前に練習をしっかりしていなかった人は

本番前に声を出してのシミュレーションをしてみてください。

 

「練習しなくても、なんとなく出来ていた」

と思っていても、

声に出して練習してみることで

新たな発見があるかもしれません。

 

練習では

自分の話を冷静に判定することが出来ますから、

「自分は無駄な言葉が多いなぁ」

「間(ま)がとれていないなぁ」

なんて、気づくこともあるでしょう。

 

自分の話を録音してみるのも、大変有効です。

 

 

そして、声を出して練習する時には

自分のイメージの中で

本番を徹底的にイメージして行いましょう。

 

本番での成功の度合いが、確実にアップすると思います。