伝わり方が一瞬で変わるポイント”話す対象”【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川です。

 

今回は、「話す対象」について書きたいと思います。

 

人前であろうが、1対1であろうが、オンライン上であろうが、

話をする限りは、”対象者”がいるはずです。

 

あまりに当たり前のことだし、目の前に見えているのに、

その“対象者”に意識を向けずに話している人が、実は多いんですね。

 

1対1であれば、まだ、意識を”対象者”に向けやすいのですが、

複数人の前で話すとなると、話す対象がぼやけがちです。

 

そうすると、話したことが、聞き手の頭上をそのまま流れていったり

説得力が出なかったりと、

「伝わらない話」になってしまうのです。

 

 

 

“対象”を明確にする

人前で話す時に、”対象者”を意識できない原因としては、2つあります。

  1. 自分が話すことに必死

  2. 対象が散漫になる


1.自分が話すことに必死

まず、人前で話すことに慣れていなかったり、緊張したりすると、

“対象者”さえ意識できないほど、自分が話すことに必死になってしまいます。

 

そうすると、聞き手には「必死に話している」姿だけは伝わりますが、

「話の中身」を聞いてもらえなくなります。

 

聞き手が「自分に対して話している」「自分に関係あること」だと思えなくなるからです。

 

話すのが苦手な人ほど、「しっかりと聞き手に向かって語りかける」ことを意識するだけで、

伝わる話し方へ一瞬で変わります。

 

 

2.対象が散漫になる

人前で話す時には、「聞き手の方を見なければ!」と気をつけている、という人もいらっしゃると思います。

聞き手のいる範囲で3地点ほどを決めて、そこを順番に見渡しながら話すとよい、と言われていたりもしますね。

 

 

ですが、それは単に「聞き手の方へ目を向ける」ことにとどまっていることも多いものです。

 

目を向けるだけでは、話す対象を明確にしたことにはなりません。

 

聞き手が複数いても、「一人の人」に対して「一生懸命に話しかける」意識が必要です。



実際には聞き手は複数なわけで、物理的距離も離れていますから、

“一生懸命に”話しかけるくらいでちょうどいいのですね。

 

それでやっと、聞き手は「自分に対して話をされている」と思えて、心を開いて聞く準備ができるのです。

 

聞き手の方へ多角的に目をやるのも良いですが、

ちゃんと目線の先の「一人」に対して一生懸命に話しかけましょう。

 

私自身は、聞き手全体の空間を「一人の人」とみなして、

そこに対して話をしています。

 

まっすぐな気持ちは、相手の心も開く

話をする対象を明確に意識できたら、

そこへ対して、まっすぐに話が届くイメージを持ちましょう。

 

話が、聞き手のいる空間全体に大きく広がるように伝わるのではなく、

「一人」に対してまっすぐに届けるのです。

 

対象が明確で、そこへまっすぐに届けようと話している人の話は、

大勢の人の心にちゃんと響くのですね。

 

人は、まっすぐな想いを向けられると、誠実に受け取ろうとするのでしょう。

 

これは、内容に対する賛否は別として、

話を流されずに、最後までちゃんと聞いてもらえるようになります。

 

 

まとめ

このように、聞き手である”対象者”を明確に意識して、

そこへ対してまっすぐに話を届けるように、「一生懸命に話しかける」だけで、

話の伝わり方が大きく違ってきます。

 

 

また、今回は特に人前で話す場面でのことを書きましたが、

1対1であっても、話す対象がぼやけてしまう人は、

自分ではそのつもりはないのに、「心がこもっていない」ように受け取られてしまいます。

 

心当たりのある方は、相手に対してまっすぐに話をしているか、を気にかけてみて下さいね。