話が”伝わらない”から”伝わる”への逆転とは【大阪/マンツーマン話し方教室】
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室™」講師の砂川顕子です。
- 自分主導で話すのが苦手・説明するのが苦手
- 「話を聞き流されている」とよく感じる
- 説明したはずのことを聞き返される
- 話を理解してもらうまでに時間がかかる
上記に当てはまる人は、
「どうすればもっと話が伝わるようになるのか」
を分かった上で、その点を改善していくと
この先のお仕事や人生が大きく変わってくるでしょう。
人によって、伝わらない理由は様々ですから、
まず、理由を突き止めることが先決ですね。
伝わらない原因については、過去の記事に詳しく書いています。
あなたの話は、なぜ伝わらないのか?
では、その伝わらない原因を改善する努力をしたなら、
また、話し方の訓練をしたなら、
ご自身の声や話し方は、どんな風に変わると思いますか?
いわゆる「ええ声」「きれいな声」で、
トークが上手い人のみたいに、憧れの〇〇さんのように
話せるようになると思われるでしょうか?
「しどろもどろで自信がなくて全然だめだった・・」
という状態から
「自信を持って完璧に話せるようになった!」
となれるようなイメージでしょうか。
![](https://koe-hanashikata.com/wp-content/uploads/2021/02/4424314_s.jpg)
もちろん、話し方を訓練することで
これまでとは別人のように話せる場合もあるのですが、
そこまで大きく変身しなくても
「伝わる」話をすることはできます。
つまり、今の話し方を少し変えるだけでも、
「伝わらない」から「伝わる」への大逆転が可能なのですね。
“伝わらない”から、”伝わる”への大逆転ポイント
「伝わらない」から「伝わる」への大逆転と聞くと、
裏表がひっくり返っているような印象がありますよね。
確かに、聞き手にとっては、
話の印象が大きく反転しているのです。
でも、話す側にとっては、
ほんの小さな工夫でしかなかったりするのですね。
例えば、話し方のレッスンで、
生徒さんが話をされているのを聞いて、私が
「OK!今のは伝わってきた!」
と言う時と、
「うーん…今のは伝わらなかったかなぁ」
と言う時があるんですね。
いわゆる、合格か不合格か、みたいな状態ですね。
でも、生徒さんご本人は、
合格の時と不合格の時の話し方が
さほど変わったようには思わない、
とおっしゃることがあります。
確かにそのとおりで、
話し方が大きく変わっているわけではないのです。
でも、合格ライン、つまり“大逆転ポイント”を超えていれば、
話を聞いた印象としては
「伝わらない」から「伝わる」へひっくり返るのです。
![](https://koe-hanashikata.com/wp-content/uploads/2021/02/6c1a4c96919641fcfe67151c3e899708.png)
- 抑揚を工夫する
- 言葉をはっきりと発音する
- 一言つけ加える
- 話す順番を変える
- 間(ま)のとり方を工夫する
など、話す側にとっては
少しの変化(伝えるための工夫)であっても、
「伝わらなかった」から「伝わった!」へ逆転させることができるのですね。
ですから、話している本人としては、
自分の話し方がそんなに変わっていないと感じたり
大したことはしていない・・・となるかもしれません。
でも、大逆転しているわけですから、
聞き手の反応も、評価も、結果も、
「伝わらない」時とは違ってくるのです。
このように、伝わる話をするためには、
今の自分の話し方をガラッと変えて
別人のように話すことを目指すのではなく、
少しの工夫を積み重ねていくことを大事にして
取り組んでいただきたいと思っています。
話し方に癖があったり
少し分かりづらいところがあったとしても、
話全体として
「分かりやすい」「伝わった」
という結果が残ればいいのです。
“完璧に伝わる話し方”をしようとするのではなく、
“大逆転ポイント”を超えられるように
小さな工夫を怠らないようにしましょう。