人前で自信を持って話すために、誰でもできる方法とは【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。



人前で話すのが苦手、という方も多いのではないでしょうか。


その理由は、人によって様々で、

  • 緊張しやすくて、うまく喋れない
  • 過去に人前で話して、失敗した経験がある
  • 緊張して、声や手足が震えるのがイヤ
  • 恥ずかしい、照れる

などなど・・・その他にもあるかもしれません。




ですが、仕事をしていると、

プレゼンやセミナー・スピーチ等をするのみならず、

会議で発言をしたり、自己紹介をしたり、仕事のメンバーに周知をしたりと、

聞き手の数の多少はあれ、人前で話す機会も出てきますね。



人前で話すことに自信を持てれば、ヘンに緊張して失敗することも少なくなるでしょう。





自信をつけるために、誰でもできることとは、

ズバリ!「準備と練習」
です。



単純すぎることですが、決して侮れません。



人前で話すことになったら、準備と練習を”正しく”行うことで、

必ず、今よりも自信を持って話せるようになります。


必要な”準備”とは

例えば、1週間後に、人前でスピーチすることが決まったとしましょう。



  1. 話す内容を頭の中でなんとなく考える人
  2. 話す内容のメモを作る人
  3. 原稿をしっかり書く人
  4. 原稿を書いて覚える人

など、それぞれに準備されると思います。




ここで、人前で話すことに慣れていなかったり、苦手意識がある人が、

「1.頭の中でなんとなく考える」

「2.メモを作る」

しか準備をしなかったのであれば、

本番で自信がなくて当たり前でしょう。




本番で緊張して、

『うまく言葉が出てこないかも・・・』

『話すことを忘れちゃうかも・・・』

という想いが少しでもあるのであれば、原稿を書きましょう





また、

『原稿を見ながら話すと、どこを読んでいるのか分からなくなるかも・・・』

『下ばかり向いてしまって良くないかも・・・』

と思うのであれば、原稿を書いたうえで、それをしっかりと覚えましょう




『覚えたけど、本番では頭が真っ白になって思い出せないかも・・・』

と思うのであれば、原稿を覚えたうえで、忘れても大丈夫なように、本番で見るメモを作りましょう


または、他のことをやりながらでも、言葉がスラスラと出てくるくらい、自分の口癖になるほど暗記しましょう




このように、自分に必要な準備をして、少しの不安要素も潰していくことが大切です。



もちろん、原稿もメモも作らず、頭の中で考えたことをパッと言葉にしてスピーチできる人はかっこいいし、

「そうしたい!」「出来るようになりたい!」と思うかもしれませんが、

「うまく出来るかな・・・」という気持ちがあるのなら、

いきなりそこは目指さないことです。



自分の自信のなさを認めて、しっかりと見て、

そこから、何を・どこまで準備すれば不安要素が消えるのか、を探っていきましょう





『面倒だな・・・』とか、

『そこまでやらなきゃいけない!?』

と思って、しっかりと準備をしないまま人前で話す人は、成功体験を積みづらいので、

ずーっと自信がつかないままの可能性もあるのです。


必要な”練習”とは

しっかりと”準備”するだけで、少し安心する人もいらっしゃいますが、

実はそれだけでは不十分です。



もちろん、練習しなくてもうまく喋れる人はいます。

でも、自信がないなら、そこは同等に考えないことです。



『原稿を書いたから、あとは本番で読めばいっか』

『資料を作ったから、あとは本番ではその通り説明したらいっか』

で終わらせずに、

練習では、本番をイメージして、ちゃんと声に出して、何度も話してみましょう




頭の中で考えたり、

ブツブツと口に出すだけだと、あまり練習になりません




本番で、聞き手は、自分から見てどこの位置にいて、

どんな顔をしていて、どんな雰囲気で、

どんな風にあいづちを打ってくれるのか・・・

会場は、どれくらいの広さなのか・・・

などをしっかりとイメージしながら、

本番と同じように、最初から最後まで、通して話す練習
をします。





自分で『よし!いける!』と納得いくまで、繰り返し行いましょう。



録音や録画をして、確認しながら練習するのも効果的ですが、

自分の姿を見て、余計に落ち込んでしまうタイプの方は、最初はやらなくて良いと思います。




『これだけ準備して、これだけ練習したんだから!』と、

本番がちょっと楽しみになるくらい、練習してみることです。





人前で話す自信がないという人は、

圧倒的に、準備と練習が足りない場合もあるのです。



一度、徹底的に、「準備と練習」をやってみましょう。



本番でうまくいかなかったとしても、

じゃあ次は何を準備すればいいのか、

次はどれだけ練習すればいいのか
、が分かります。





そうやって、自分に必要な準備と練習を積み重ねていくことで、

徐々に、人前で苦労せず話せるようになっていきます
よ。



え~!大変・・・と思いましたか?


でも、何もせずに、ある日いきなり、人前で自信を持って話せるように変身できるわけではないのです。



準備と練習を積み重ねていくからこそ、確かな自信になっていくんですね。