素の状態で、人前に立つな!【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。

今回の内容を、4分の動画で端的にご覧になる場合はどうぞ↓

 

本日のタイトル「素の状態で、人前に立つな!」は、

私が大学を卒業してすぐの頃に、

舞台(イベント)のリハーサルで、ディレクターから言われた言葉です。

 

 

その時、私はただ、出番になって舞台の立ち位置についただけだったので、

まだ一言も喋ってもないのに、なぜそんなダメ出しをされるのか、

言葉の真意がよく分かっていませんでした。

 

ですが、今では、はっきりと分かります(笑)

 

 

「素の状態」とはなんでしょうか?

 

当時の私の「素の状態」とは、

  • アナウンサーとしての経験値もない

  • 自分に自信もない

  • ダメ出し続きで、次は何を言われるのかビクビクしている

という、

ただ与えられたこと・言われたことをこなすのに必死な”姿”でした。

 

 

つまり、そんな状態で人前に立つことは、プロとして失格だということです。

 

悪目立ちして、

聞いている人(見ている人)から違和感を持たれる上に、

不安に思わせたり、不快な思いをさせてしまいかねないでしょう。

 

 

皆さんも、聞き手の立場になると分かると思いますが、

話している人の

  • 自信のなさ
  • 不安感
  • 過度の緊張や恐怖

などは、傍からみると、バレバレなんですよね。

 

そういうことは、よく伝わってしまいます。

 

 

では、私がそれをどう克服していったかというと、

「理想とする人物像になりきってから、人前に出るようにした」

のです。

 

 

そしてこれは、

人前で話す時に、”素の自分”のままでは自信がない人にも、

応用できるテクニックではないかと思うのです。

 

 

理想とする人物像になりきる

当時、私は、目標とする人が明確にいるわけではありませんでしたが、

自分の中で、

「こんな風に話せたらいいな」

「こんな風に振る舞えたらいいな」

という人物像を、自分の中で作り上げていました。

 

 

その人物像を細かく挙げると、色々とあるのですが、

一番の核となるのは

「自分は当たり前に”出来る”ことを分かっている」

人物
です。

 

 

“出来る”と分かっているからこそ、

人前でも自然に堂々と振る舞えて、

臨機応変に対応できるような人物ですね。

 

そんな人物になりきってから、人前に立って話すようにしたのです。

 

 

自信がない自分のまま、無理やり自信を持とうとしたり、

ビクビクした自分のまま、無理やり堂々と振る舞おうとしたりすることは、

私にはできなかったのですが、

「理想とする人物像になりきる」

ことは、イメージの力で
出来ました。

 

 

 

イメージの力で、自分を変える

イメージの力は偉大なもので、

「なりきる」ことができれば、

本番でもうまく話せたり、対処できるようになったのです。

 

 

反対に、うまく「なりきる」ことが出来ない時は、

頭が真っ白になったり、

言葉を噛んでしまったり、

うまい切り返しができなかったりしました。

 

 

もちろん、「なりきった」ところで、

自分の実力不足から、思うように出来ないことも多々あるのですが、

そこで「やっぱりダメだった・・・」と、”本来の自信のない自分”に戻ってしまうと、

余計に失敗しました。

 

 

本番中に、うまく出来ないことがあったとしても、

「なりきったまま」対処していくことを繰り返すことが、

成功に近づくのだと分かりました。

 

 

そうすると、私の場合は、経験を重ねていつのまにか、

なりきっていた”理想の人物像”と、”本来の自分”が、

近づいて融合していったのです。

 

 

 

なりたい”理想や目標”を具体的にイメージ

私のこの経験から、

今の”素の自分”のままでは、どうしても人前で話すことに自信がない人の第一歩として、

「こんな風に話せるようになりたい」

という、具体的な人物像を、自分の中で作ってみていただきたいと思うのです。

 

 

そのためには、”伝わる話し方”とはどんな話し方なのか、という知識も必要ですし、

その知識を元に、いろんな人たちの”話し方”を観察してみることも必要です。

 

 

そして、そのうえで、人前で話す場面では、

その理想の人物像に「なりきって話す」ことをやってみてください。

 

 

また、教室に来られている生徒さんでも、

「レッスン(練習)では出来るのに、本番では出来ない」

という方は、結構いらっしゃいます。

 

 

そのような人は、

練習で”出来ている自分”に、本番でもなりきってみてください

 

「自分は出来ているんだ」と、当然のこととしてイメージするのです。

 

 

そして、「なりきる」ための”スイッチ”のようなものを自分の中に持っておいて、

人前で話す場面では、すぐに”スイッチON”に切り替えられるようになれば、最強です。

 

 

スキルアップのための努力と、経験を重ねることで、

いつしかその理想像は、”自分自身の自然な姿”になっているはずです。



結局、「なりきる」=「話すことに集中する力」 なんでしょうね。

 

 

人前で話すことに自信が持てない人や、苦手意識のある人は、

ぜひ試してみてくださいね。