何もない状態で、人前に立つな!【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
人前で話すビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川です。

 

本日のタイトル「何もない状態で、人前に立つな!」は、

私が大学を卒業してすぐの頃に、舞台(イベント)のリハーサルで、ディレクターから言われた言葉です。

 

その時、私はただ、出番になって舞台の立ち位置についただけだったので、

まだ一言も喋ってもないのに、なぜそんなダメ出しをされるのか、言葉の真意がよく分かっていませんでした。

 

ですが、今では、はっきりと分かります(笑)

 

「何もない状態」というのは、「素の状態」という意味です。

当時の私の「素の状態」とは、

  • アナウンサーとしての経験値もない
  • 自分に自信もない
  • ダメ出し続きで、次は何を言われるのかビクビクしている

という、ただ与えられたこと・言われたことをこなすのに必死な”姿”でした。

 

つまり、そんな状態で人前に立つことは、プロとして失格だということです。

悪目立ちして、聞いている人(見ている人)から違和感を持たれる上に、不安や不快な思いをさせてしまいかねないでしょう。

 

皆さんも、聞き手の立場になると分かると思いますが、話している人の

  • 自信のなさ
  • 不安感
  • 過度の緊張や恐怖

などは、傍からみると、バレバレなんですよね。

そういうことは、よく伝わってしまいます。

 

では、私がそれをどう克服していったかというと、

「理想とする人物像になりきってから、人前に出るようにした」のです。

 

そしてこれは、人前で話す時に、”素の自分”のままでは自信がない人にも、応用できるテクニックではないかと思うのです。

 

理想とする人物像になりきる

当時、私は、目標とする人が明確にいるわけではありませんでしたが、

自分の中で、「こんな風に話せたらいいな」という人物像を作り上げていました。

 

その人物像を細かく挙げると、色々とあるのですが、一番の核となるのは

「自分は当たり前に”出来る”ことを分かっている」人物です。

 

“出来る”と分かっているからこそ、人前でも自然に堂々と振る舞えて、臨機応変に対応できるような人物ですね。

そんな人物になりきってから、人前に立って話すようにしたのです。

 

自信がない自分のまま、無理やり自信を持とうとしたり、

ビクビクした自分のまま、無理やり堂々と振る舞おうとしたりすることは、私にはできなかったのですが、

「理想とする人物像になりきる」ことは、イメージの力で出来ました。

 

 

イメージの力で、自分を変える

イメージの力は偉大なもので、「なりきる」ことができれば、本番でもうまく話せたり、対処できるようになったのです。

 

反対に、うまく「なりきる」ことが出来ない時は、頭が真っ白になったり、言葉を噛んでしまったり、うまい切り返しができなかったりしました。

 

もちろん、「なりきった」ところで、自分の実力不足から、思うように出来ないことも多々あるのですが、

そこで「やっぱりダメだった・・・」と、”本来の自信のない自分”に戻ってしまうと、余計に失敗しました。

 

本番中に、うまく出来ないことがあったとしても、「なりきったまま」対処していくことを繰り返すことが、成功に近づくのだと分かりました。

 

そうすると、私の場合は、経験を重ねていつのまにか、なりきっていた”理想の人物像”と、”本来の自分”が、近づいて融合していったのです。

 

なりたい”理想や目標”を具体的にイメージ

私のこの経験から、今の”素の自分”のままでは、どうしても人前で話すことに自信がない人の第一歩として、

「こんな風に話せるようになりたい」という、具体的な人物像を、自分の中で作ってみていただきたいと思うのです。

 

そのためには、”伝わる話し方”とはどんな話し方なのか、という知識も必要ですし、

その知識を元に、いろんな人たちの”話し方”を観察してみることも必要です。

 

そして、そのうえで、人前で話す場面では、その理想の人物像に「なりきって話す」ことをやってみてください。

 

また、教室に来られている生徒さんでも、

「レッスン(練習)では出来るのに、本番では出来ない」という方は、結構いらっしゃいます。

 

そのような人は、練習で”出来ている自分”に、本番でもなりきってみてください

「自分は出来ているんだ」と、当然のこととしてイメージするのです。

 

そして、「なりきる」ための”スイッチ”のようなものを自分の中に持っておいて、

人前で話す場面では、”スイッチON”にすぐに切り替えられるようになれば、最強です。

 

スキルアップのための努力と、経験を重ねることで、いつしかその理想像は、”自分自身の自然な姿”になっているはずです。

 

人前で話すことに自信が持てない人や、苦手意識のある人は、ぜひ試してみてくださいね。