人前で話すことになったら、まず考えるべきこと【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川です。

 

キャリアを重ねていくと、

「社内で研修担当になった」

「催しの司会をすることになった」

「プレゼンをする機会ができた」

 

など、これまでのメイン業務とは違って、人前で話さなければいけなくなった!という方もいらっしゃると思います。

 

また、お仕事以外でよくあるのが、結婚式のスピーチを頼まれたりした時ですね。

 

人前で話す経験が少なかった方が、その機会を得たとき、まず頭に浮かぶ考えはどんなことでしょうか。

 

おそらく、多くの人が、

  • なるべく緊張せずに話したい・・・
  • 失敗しないようにしたい・・・

と思われるのではないでしょうか。

 

これは、私もそうなので、すごく共感できるのです。

 

でも、その思いが強い限りは、いつまでも緊張もするし、いつまでも満足のいく”話”はできない、と私は経験から悟っています。

 

自分のことばかり考えていませんか?

人前で話すことになった時、

  • (自分が)緊張しないように
  • (自分が)失敗したくない
  • (自分が)何を話そうか

と、無意識に自分のことばかり考えてしまいがちです。

 

もちろん、大変な思いをするのは”自分”ですから、そうなってしまうのは当然ですね。

 

ですがここで、「誰に対して話すのか」を改めて考えていただきたいのです。

 

人前で話すということは、”聞き手”がいることによって、やっと成立します

聞き手は、話を聞いている「時間」を、そのために使っているんですよね。

 

気軽な会話をしている時でさえも、話している側が、自分のことばかり考えて話し続けていたら、聞いている方は苦痛に感じるでしょう。

 

もしくは、会話の相手が、スマホをいじりながら適当に会話をしていたらどうでしょうか。

ないがしろにされていると感じて、不快だと思います。

 

人前で「緊張しないように、失敗しないように」と考えながら話すことは、聞き手をないがしろにしていないでしょうか?

 

聞き手の”時間”をムダにしない

場面によっては、聞き手はあなたの話を”聞きたくて聞いている”わけではなく、

“仕方なく聞いている”こともあるかもしれません。

 

それでも、その聞いている時間を、「ムダな時間」にするのか、しないのかは、話す側にもかかっています。

 

「ムダな時間」というのは、”話が入ってこない”のに、聞き続けなければならない時間ということです。

 

つまり、声は聞こえているけれど、話の内容が頭に入ってこずに、BGMのように頭の上をサーっと流れていっている状態ですね。

 

そのような時は、”聞く”ことを無意識に苦痛に感じて、「耳を閉じて」しまっています。

 

それを避けるためには、「自分が緊張せず・失敗せず話せるかどうか」よりも、

「聞き手にすんなりと話が届くように話すこと」を最優先にする気持ちが大切です。

 

たとえ上手く話せなかったとしても、

聞き手の時間をムダにしないように、聞き手のことを考えて話せば、

その気持ちは伝わるものです。

 

聞き手が「話が入ってこない」と無意識に苦痛に感じてしまう原因は、

話す側が、聞き手を大事にしていないから、ということも多々あるのです。

 

 

聞き手のために、なにができるのか?を考える

聞き手のことへ目を向けて、聞き手のことを考えられたなら、自分の役割として「何ができるのか」が見えてくると思います。

 

  • (聞き手のために)情報を伝える

  • 情報を伝えた上で、行動の指標にしてもらう

など、自分が話すことによって「聞き手のためになること」を考えていきましょう。

 

それができれば、つまり、聞き手のために話して、それが伝われば、

回りまわって、自分のためにもなるのですね。

 

聞き手との信頼関係が出来たり、売り上げにつながったり、喜んでもらえたりするわけです。

 

 

まとめ

人前で話すことになった時、まず考えなければならないのは、「聞き手のこと」です。

 

どうしても、「1対多」になると意識がそれがちですが、

「聞き手のこと」を考えて、「聞き手のために」できることを考えていけば、

どんな内容を、どんな風に話せばよいのか、が見えてきます

 

 

そして、「聞き手のために話す」ことは、とてもエネルギーのいることなので、「自分のこと」を考えている余裕さえないのです。

 

つまり、緊張も失敗も、心配している暇がなくなるんですね。

 

 

相手のことを考えて動くと、回りまわって自分のためになる、のは、まさに人間関係・コミュニケーションと同じなのです。