話が単調にならないための、3つのポイント【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川です。

 

 

今回は、話が単調にならない工夫について、書いていきます。

単調な話は、聞き手の心が離れてしまって、最後までしっかりと聞いてもらえなくなるんですよね。

 

特に、似たような内容を、順番に説明しなければいけない場面では、話のリズムが単調になりがちです。

 

一番イメージしやすい例が、テレビやラジオで、番組と番組の間に入る、地方ニュースの天気予報です。

 

『明日の〇〇県は、晴れときどき曇り、ところによって一時雨、

〇〇県は、晴れところによって一時雨、昼過ぎから雷をともなう、

〇〇県は、晴れときどき曇り、昼過ぎから一時雨、

〇〇県は、・・・・』

 

と、順番に同じような情報が続くので、

「今、何県の天気をいっているのか」が、音だけでは分かりづらくなるんですよね。

 

内容が似ていて、話すリズムもずっと一定だと、

話す内容には全く問題がなかったとしても、単調で話が分かりにくくなります

 

つまり、聞き手は、全部が同じように聞こえてしまって、途中から内容が頭に入ってこない状態になるんですね。

 

 

こういうことって、お仕事で”説明”をする場面でも、あるんじゃないかと思います。

 

そんな時に、リズムに変化をつけて、分かりやすくするコツをご紹介します。

 

例:研修スケジュールを口頭で説明する

では、例として、スケジュールを説明する場面を考えてみましょう。

 

上のスケジュールを説明する時に、ただ単に、

 

『10時から10時10分までは、人事部長あいさつ、

10時10分から11時までは、講習①、

11時から11時10分までは、休憩、

11時10分から12時までは、講習②、

・・・・』

 

と時系列の順番で、書いてあるまま話してしまうと、

聞いている人は、おそらく11時以降のスケジュールは頭に入らなくなるでしょう。

 

 

スケジュールが書いてある資料を、同時に見ているのであれば、

話は全く聞かずに、目だけで確認することになると思います。

 

それでは、せっかく口頭で説明をする意味がありませんよね。

 

 

そこで、単調な話にならないように、3つのポイントを気にかけてみてください。

 

  1. 情報を大きく分類する

  2. 言いまわし表現を変える

  3. 一文の長さを変える

1.情報を大きく分類する

まず、説明していく情報全体を、大別できないか考えてみましょう。

 

今回の例で考えると、

一日のスケジュールですから、「午前」と「午後」に大別できますね。

その他にも、「講習」と「グループ学習」などに分けてもいいと思います。

 

 

情報を大別したら、その分類ごとにお話できるように、言葉を足していきましょう。

 

『まず、午前中のスケジュールをお話します。』

 

『研修の前半は講習、後半はグループ学習となっています。

まずは、前半のスケジュールをご紹介していきます。』

 

このように、大別した分類ごとに話を構成して、それを聞き手にも分かるように伝えていくことで、

最後まで分かりやすく話すことができます。

 

2.言いまわし表現を変える

続いて、言いまわしの表現を変えられるところがないか、考えてみます。

 

今回の例だと、10分休憩が何度かありますね。

ここを、毎回

『〇時から〇時〇分までは、休憩』

と繰り返し説明してしまうと、単調極まりない話になりますし、

「休憩」も「休憩以外の研修」も、同等に聞こえてしまいます

 

そこで、

『ここで10分休憩をはさみます。』

『また10分休憩を入れた後に、〇時からは・・・』

 

などと、違う言いまわしに変えることで、リズムに変化が出ます。

 

 

そのほかにも、講習も①~③まであるわけですから、

『10時10分からは、50分間の講習を、休憩をはさみながら3講座受けていただきます。』

など、まとめて言い回しを変えて伝えることもできるでしょう。

 

3.一文の長さを変える

一文の長さを考慮できると、さらに単調な話から脱することができます。

 

一文の長さとは、文章でいうところの句点「。」までの長さのことですね。

 

「。」で一区切りつくまでが、毎回同じような長さで話してしまうと、単調に聞こえてしまいます。

 

今回の例だと、

『10時から10時10分まで、人事部長あいさつがありまして、

10時10分から11時までは、講習、

10分休憩を入れて、

11時10分から12時までは・・・』

と、一文をダラダラと長く話してしまうと、それだけで単調な話になってしまいます

 

そこで、短く言い切るところを作っていくんですね。

 

『10時から、人事部長のあいさつがありまして、

そのあと、10時10分から講習①です。

講習は50分間です。

11時から10分休憩を入れた後、12時まで講習②を受けていただきます。

・・・』

 

というように、途中でスパッと短く言い切るように話していきます。

 

これは、短く言い切ったところで、話題を変えやすくなりますので、

『続いて、午後の予定です。』

『ここからは、グループ学習です。』

 

など、話題が変わるところで短く言い切るのも、話が分かりやすくなって、効果的です。

 

まとめ

このように、ついつい単調にダラダラと喋ってしまいがちな内容であっても、

工夫次第で、最後まで聞き手の心をつかむ話をすることができます。

 

 

加えて、声の表現をつけて、大事なポイントがしっかりと分かるように話すことが必須です。

話の中で大事なポイントを確実に伝えるコツ

 

ぜひ試してみてくださいね。