人前で緊張せずに話すために本番前に試したいこと【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。

 

今回は、

「人前で緊張せずに話すために、本番前に試してもらいたいこと」

について書きたいと思います。

 

発表やスピーチ・プレゼンテーションなど、

人前に出て話さなければならない時、

 

  • 緊張して頭が真っ白になった
  • あがってしまって、自分が何を言ったか覚えていない
  • いつもはスラスラ話せるのに、しどろもどろになってしまった
  • 汗が噴き出て、声が震えて、手も震えて、大変だった


という経験をされた方も、多いのではないでしょうか。



また、聞いている人の数が多いほど、

普段とは違う改まった場所であるほど、

緊張度は増してしまうのではないかと思います。



私はこれまで、アナウンサー・司会者という仕事柄、

大勢の前に立って大きな仕事を何度もこなしてきたので、

「慣れてるから緊張しないでしょ?」

「人前で喋るなんて、余裕でしょ?」

などとよく言われますが、


とんでもない!!




大きな仕事になるほど、プレッシャーも大きくなりますし、

大きな失敗をすれば、賠償問題に発展することもあります。



緊張する人の気持ちは、本当に良~~く分かります!






ということで、じゃあどうすれば緊張して失敗しないのか、についても、

経験から悟ったことがありますので、お伝えしたいと思います。


今回の内容を動画でご覧になる場合はどうぞ↓

 

 

まず・・・

「緊張せずに話す」と謳ってしまいましたが、

「緊張を全くしなくなる」ことは期待しないでください。

 

人間ですから、緊張はするんです。

そして、しても良いんです。

 

 

逆に、失敗できない場面であるほど、緊張感は大事です。

 

その緊張感に支配されなければ良いのですね。

 

 

ですから、本番前に緊張している自分をしっかり感じて、受け入れて、

「よし!やる気があるぞ!」と思ってあげてください。

 

その上で、本番前・話し始める前に試していただきたいことが、次の3つです。

 

  1. ゆったり呼吸(腹式呼吸)をする

  2. 背筋を少しだけ伸ばす

  3. 目の前の空間を見渡して感じる

1.ゆったり呼吸(腹式呼吸)をする

本番前に、腹式呼吸で、ゆったりと深呼吸をしてください。

 

「深呼吸をしてください」と言うと、

どうしても、胸をいっぱいに広げたり、

肩を上げ下げして、呼吸をする人が多いです。

 

これは、ろっ骨を動かすことで、肺の容量を広げて、肺に空気を取り込んでいるので、

「胸式(きょうしき)呼吸」と言われます。

 

この胸式(きょうしき)呼吸は、

「いち早く酸素を体に取り入れて吐き出すための呼吸」であり、

いわば「生きるための呼吸」なんです。

 

ランニングをした後には、胸式呼吸で、酸素を素早く体に取り入れますね。

 

 

ですから、胸式呼吸をすると、

交感神経(戦うための神経)が 活発になってしまうと言われています。

 

ただでさえ、本番前で緊張して、交感神経はマックスに活動しているので、

胸式(きょうしき)呼吸での深呼吸は、逆効果です。

 

 

反対に、腹式呼吸は、

副交感神経(リラックス神経)を刺激すると言われています。

 

そこで、腹式呼吸での深呼吸を何度か行って、高ぶった神経を鎮めましょう。

 

★腹式呼吸のやり方については、以下のリンクよりどうぞ

話す時に必要な腹式呼吸についてまとめ

 

 

2.背筋を少しだけ伸ばす

人前に立つときに、背筋を少しだけ伸ばして、

自分の視点(目の位置)が高くなったことを感じましょう。

 

単純なことですが、とても大事です。

 

本番前で、心臓がドキドキしていると、

人はいつもと違う動きをしている心臓を守ろうとして、

猫背になってしまいやすいです。

 

猫背になると、視線も下を向きがちになって、

どうしても気持ちが内にこもってしまいます。

どんどん自分だけの世界に入ってしまうんですね。

 

そうすると、

自分の周りの「外の世界」と隔離された気分になって、

外の世界(聞いている人たち)が怖く感じてしまうことがあります。

 

その「怖い外の世界」で今から話さなければならないとなると、

緊張がさらに加速してしまうのは必然です。

 

 

そこで、少しだけ背筋を伸ばして、目線を上げて、

自分が大きくなった・背が高くなった感覚をイメージし、味わいましょう。

 

特撮ヒーローの「変身!」のように、

周りの人達よりも、自分の体が2倍くらいに大きくなって、

小さな人間たちに対して話す感覚になれれば、

怖さがなくなりますよ。

 

 

背筋は「少しだけ」伸ばすのがポイントです。

 

本当にグーンと伸びて、姿勢を正そうとすると、

逆に体に力が入ってしまうので、ダメです。

 

自分がちょっと大きくなる「イメージ」をすることのほうが大切です。

 

3.目の前の空間を見渡して感じる

大きくなった自分で、ゆったりと深呼吸をしながら、

最後は、会場の空間や、聞いている人達をゆっくりと見渡してみましょう

 

人の顔をジロジロみてしまうとヘンなので(笑)、

あくまでも、人も含めたその場の「空間」を感じるようにしてください。

 

 

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざのように、

今から話す空間や、目の前の人たちをよく見ないまま話し始めると、

それが怖いもののように感じらやすくなるんですね。

 

その場をよく見回してみると、

空間も普通の場所だし、人々も敵ではない、と再認識できるはずです。

 

 

そして、

「これからこの空間の中で、この人達に話すのだ」

ということを味わってください。

 

緊張するからと、周りをよく見ないままでいると、

どんどん他人の視線が怖く感じてしまいかねません。

 

本番前に、しっかりとその場を見渡して、

人を含めた「空間」や「空気感」を感じることで、

「ここにいる人達に対して話そう」という気持ちを作りやすくなります。

 

そうすると、意識が「自分」から「目の前で聞いている人達」へシフトするので、

「上手に話したい」

「失敗したくない」

という「自意識」からくる緊張とサヨナラできるのです。

 




いかがでしたでしょうか。



どれも簡単にできることなので、

人前で話す機会がある時には、ぜひ本番前にお試しくださいね。

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