今日からすぐできる!話が伝わる、分かりやすくなる、おもしろくなる、一番簡単な方法”接続詞”③【大阪/マンツーマン話し方教室】

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人前で話すビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川です。

 

今回は”接続詞”の第3弾!

今日からすぐできる!話が伝わる、分かりやすくなる、おもしろくなる、一番簡単な方法”接続詞”①

 

今日からすぐできる!話が伝わる、分かりやすくなる、おもしろくなる、一番簡単な方法”接続詞”②

の続きとして、書いていきます。

前回記事をまだ読んでいない方は、上記リンクからお読みいただいてから、こちらの記事に進んでくださいね。

 

さて、今回は、特に「説明するとき」の接続詞の効果的な使い方について、書きたいと思います。

プレゼンやセミナー、発表などでも、”知識を解説する”・”ちょっと複雑な説明をする”ことがあると思います。

聞き手からすると、新しい情報が一気に耳に入ってくる状態なので、かなり頭を使いながら聞くことになります。

 

この時、聞き手の頭が、うまく整理できるように話さなければ、

結局、一生懸命説明しても、「伝わらない・理解されない」結果となります。

 

聞き手の頭を整理して、新しい情報を的確に頭(脳?)に収納していくことは、聞き手自身が行う前に、

話している側がやってあげなければいけないことです。

 

それには、話の構成の要素も大きいのですが、今回はそれは置いておいて、”接続詞”だけの観点から、見ていこうと思います。

 

今回もまた、例題として一つ、説明調なお話を提示します。

できれば、声に出して言ってみましょう。

 

例題:接続詞なしバージョン

新しいスマートフォンの特徴は、耐水性が強化されたことと、顔認証の精度が上がったことです。

耐水性については、水中に24時間沈めておく、耐水テストをクリアしています。

コーヒーやジュースなどの一般的な飲み物に対しても、水と同様に耐性があります。

顔認証については、赤外線センサーを使って、顔の凹凸を1000分の1ミリ単位で読み取れるようになりました。

髪型が変わったり、めがねや帽子を着用していたりしても、正確に本人だと認識されますし、一卵性の双子を対象にした実験でも、100%の精度で判別できています。

声に出してみた感想はいかがでしょうか?

淡々としていることに加えて、聞き手からすると、色んな情報が同列にどんどん送られてくるので、

何の情報が、何の情報につながっているのか、どの情報が特に大事なのか、分かりづらいですよね。

 

では、ここに接続詞をつけてみたいと思います。

また、声に出して言ってみてください。

 

例題:接続詞をつけたバージョン

新しいスマートフォンの特徴は、一つは、耐水性が強化されたこと、もう一つは、顔認証の精度が上がったことです。

まず一つめの、耐水性については、水中に24時間沈めておく、耐水テストをクリアしています。

そのうえ、コーヒーやジュースなどの一般的な飲み物に対しても、水と同様に耐性があります。

続いて二つめの、顔認証については、赤外線センサーを使って、顔の凹凸を1000分の1ミリ単位で読み取れるようになりました。

これによって当然ながら、髪型が変わったり、めがねや帽子を着用していたりしても、正確に本人だと認識されますし、 なおかつ、一卵性の双子を対象にした実験でも、100%の精度で判別できています。

いかがでしょうか。

(国語としては”副詞”に属するものも、ここでは接続詞に含めています。)

 

接続詞をつけることで、話の構成がくっきりと浮かび上がってくるのがお分かりいただけますか?

たくさんの情報が、整理されて聞こえてくる効果があります。

 

文章に書くのであれば、ここまでの接続詞は必要ではないでしょう。

ですが、話す時には、文章よりも多めに接続詞を入れてもらうのが良いです。

すぐに消えてしまう音(話し声)を聞きながら理解を進める時、接続詞は、聞き手を導く道しるべの役割を果たしてくれます

 

では、この説明を章立てに表してみると、次のようになります。

 

1.耐水性が強化された
 1-①.24時間耐水テストクリア
 1-②.一般的な飲み物も同様の耐水性

2.顔認証の精度が上がった
 2-①.顔の凹凸を極小で読み取り
 2-②.本人だと認識できる事例
  2-②-Ⅰ.髪型・めがね・帽子
  2-②-Ⅱ.一卵性双子

このような章立ては、参考資料や、PowerPointとして作ることも多いのではないでしょうか。

プレゼンやセミナーなどで、説明を章立てに表現してみることは、まず話す側の頭を整理するためにも、大切です。

 

では、章ごとにみていきましょう。

 

大枠の情報 1.と2.

ここでは、大枠となる情報としては2つです。

1.耐水性が強化された

2.顔認証の精度が上がった

 

その大枠情報をはっきりさせるために、

一つは』『もう一つは』や、

一つめの』『二つめの』や、

まず』『続いて』という、

同列のものを順序立てて述べるための接続詞を使っています。

 

この他にも同じ働きをする接続詞は、『第一に』『第二に』『はじめに』『つぎに』『最後に』などがあります。

このような接続詞は、使えている方も多いのですが、ぜひ意識的に使って、伝える大枠の情報を示すようにしましょう。

 

詳細情報 -①.と-②.

続いて、大枠の情報それぞれに対して、詳細情報が2つずつあります。

1.耐水性が強化された」の詳細情報は、

1-①.24時間耐水テストクリア

1-②.一般的な飲み物も同様の耐水性

ですが、をつなぐために、『そのうえ』という接続詞を使っています。 

 

これによって、詳細情報2つは、同列に並んだ情報ではなく、

①つめの情報に追加して、さらにすごいことに②つめの情報がありますよ、というつながりがはっきりしました。

 

この他にも、『さらに』『それだけではなく』等、情報を上乗せする接続詞があります。

同様に、「2.顔認証の精度が上がった」の詳細情報は、

2-①.顔の凹凸を極小で読み取り

2-②.本人だと認識できる事例

です。

をつなぐために、『これによって』という、接続詞を使って、

つめの情報が原因となり、つめの情報がその結果、というつながりを明確にしています。

 

このように、それぞれの情報には、どんなつながりがあるのかを接続詞によって示すことで、

聞き手の頭が整理されて、情報が入りやすくなります。

 

事例 -Ⅰ.と-Ⅱ.

さらには、詳細情報「2-②.本人だと認識できる事例」には、2つの事例があります。

2-②-Ⅰ.髪型・めがね・帽子

2-②-Ⅱ.一卵性双子

 

この2つの事例をつなぐために、『当然ながら』『なおかつ』という接続詞を使っています。

 

事例2つは、同列に並べても良いのですが、

 

当然ながら』とつけることで、その後に続く事例は、上位情報である「2-①.顔の凹凸を極小で読み取り」からして、想定内の事例であり、

なおかつ』に続く事例は、予想を超えると思われる事例、という、ちょっとした”差”を表現することができます。

 

このように、情報に対して、”重要度の高低”や”注目度合いの差”を表現することで、聞き手はたくさんの情報を整理しやすくなります。

 

説明する時の接続詞:まとめ

説明の場面で、接続詞を活用する時に重要なことは、まず情報を章立てして、大枠を明確に表現すること

そして、大枠に続くそれぞれの詳細情報が、どう結びついて、どのようなつながりを持っているのか、接続詞を使って示すことです。

 

単に情報や知識をならべているだけの印象を与えないためにも、情報のつながりを考えながら、それを接続詞で表現してみてください。

そうすれば、もっと分かりやすく、伝わりやすい説明になって、聞き手の理解が進むでしょう。

 

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