割り箸を使って滑舌を良くする!?【大阪/マンツーマン/ボイトレ・話し方教室】

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ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。

ビジネス向けボイストレーニング・話し方教室。
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発声、滑舌、抑揚、話の組み立て、言いまわし表現等、ビジネスで必須の”話すスキル”をつけて伝えたいメッセージを自信を持って表現しましょう!

今回の内容を動画でご覧になる場合はこちら↓

割り箸を使った滑舌練習とは?

今回のタイトルは
「割り箸を使って滑舌を良くする」ですが、
どのような方法かイメージできますか?





滑舌を改善するために、
割り箸を上下の歯で軽く噛んだ状態で話す方法があります。


具体的には、

  1. 割り箸を横にして、軽く噛んだまま発声練習や滑舌練習を行う
  2. その後、割り箸を取って普通に喋る

そうすると、
不思議と滑舌が改善されているんです。





昔、探偵ナイトスクープでも取り上げられたことがありました。

依頼者は、滑舌が悪く
特定の言葉がうまく発音できなかったのですが、

割り箸を使って練習した後には
はっきりと発音できるようになって
依頼者自身も驚くほど、劇的な効果を見せていました。



ただ、この方法は、万能ではありません

割り箸を使って練習した直後は滑舌が良くなるのですが、
時間が経つと、元の滑舌状態に戻ってしまう可能性が高いんです。


これは、長年続けてきた自身の発音の仕方(癖)が
徐々に戻ってくるから
です。


ですから、
やはり自身の普段の発音癖を修正していかないと
永久的な滑舌の改善は、難しいのです。

当教室の滑舌トレーニング

当教室では、上記のような
割り箸を使った滑舌トレーニングは行なっていません。




その理由はいくつかあります。

1つは
私自身がこの方法で滑舌トレーニングをしていないこと。

私自身も昔、
滑舌があまり良くなかった音(サ行など)の発音を修正していますが
割り箸は使いませんでした。


2つめの理由は
先に述べた、効果の持続性の問題

時間が経つと元の状態に戻る可能性が高いことです。


3つめは、個人的な美的感覚です。

割り箸を咥えている姿は、あまり美しくないなぁと思うのと、
割り箸を噛んだまま話していると
よだれが出そうだから(笑)


4つめは
滑舌が良くない原因は、人によって様々で
割り箸を使った方法だけでは改善できない場合も多いからです。




でも、
「なぜ割り箸を噛んで話す練習をすると滑舌がよくなるのか?」
という理屈は分かるので

割り箸を使わずに、同様の効果がある滑舌トレーニングを採用して
レッスンしているん
です。

なぜ割り箸を使うと滑舌が良くなる?

では、
割り箸を噛んで話すと滑舌が良くなる”理屈”は
なんなのでしょうか?


私の分析では、次の2つです。

1.口や顎の無駄な動きが抑えられる

話す時に、口を一生懸命に動かしたり
顎を細かく動かしたりしている方が
結構いらっしゃいます。
(もちろん、本人は無意識です)




特に、言いにくい音ところで
グッと口の横に力を入れる方も多いです。


また、ラ行は舌を弾いて発音するのですが
舌ではなく顎を細かく動かして発音する方もいます。


話す時に、口や顎がムダに動くと
余計に発音しづらくなるし、滑舌も悪く聞こえてしまいます。



割りばしを噛んで話すと、口や顎の動きが抑えられるので
割り箸を取った直後も、その感覚のまま話すと
発音しやすくなるんです。

2.口の中の空間が広がる

皆さんも、割り箸を噛んで話してみると分かると思うのですが、
噛んだ状態で話そうとすると
自然と舌が下がり、上あごが引き上がって
口の中の空間が広がる
んですね。


前から見たら上下の歯で噛んでいるので
口は大きく開いてないんですが、
口の中(口の奥)が大きく空間が取れているんです。


そうすると、舌も動かしやすくなって発音しやすくなります。




逆に、口の中が狭い状態で話すと、
舌を含む口の中が動きづらくて
滑舌が悪くなったり
早口になったり
舌っ足らずに聞こえたり
してしまいます。


これら2つを
当教室では割り箸を使わずにトレーニングしているという訳です。


もし割り箸を使って滑舌練習を試される際は、
上記の2つを感じながらやってみると
割り箸を取った後でも
自分で意識してその状態をキープしやすくなります!

滑舌が悪くなる原因

先に述べましたが
滑舌の悪さの原因は人によって様々で
割り箸トレーニングによって実現できる上記の2つだけでは
改善が難しいケースもあります。


私が感じる他の原因として一番大きいのが
「呼吸が浅い」「呼吸が不安定」
「母音が響いていない」

ということです。


これらについては、ぜひ過去記事をご参照ください

話すための腹式呼吸・腹式発声を身に付けると、ここが変わる!

声と滑舌を磨こう!自分で出来る50音での発声・滑舌練習

滑舌練習の前に!言葉が言いやすくハッキリと聞こえるようになるポイント①



割り箸を使った滑舌練習は効果的な方法の一つですが、
良い状態を持続させるためには
自分で意識しながら口や体を動かせることが必要です。


体が覚えてしまいさえすれば
あとは無意識に滑舌良く話せるようになります。




滑舌を改善して
ハキハキと印象良く伝えられるようになりたい方は

割り箸を試してみても良いですが
効率的に上達するためにプロの力も借りてみてくださいね。