声が小さいなら「腹から声を出すな」ラクに通る声になるには?【大阪/マンツーマン/ボイトレ・話し方】

今回の内容は
次のようなお悩みがある方に、ぜひご覧いただきたいです。

  • 声が通らない
  • 話し方に覇気がないと言われてしまう
  • 小さい声でボソボソ話してしまう
  • ちゃんと話さなきゃいけない場面では声を張って話す
  • 大きな声で話そうとするとすぐに疲れてしまう
  • 話していると喉が痛くなる
今回の内容を動画でご覧になるにはコチラ↓



よく、声が小さい方に対して
「腹から声を出せ!」
と言われることがありますよね。

大きい声や通る声でしっかり話すには
「腹から声を出さなきゃ」と思っていませんか?






実際に、当教室にいらっしゃる方からも
『お腹から声が出ている感覚が分からないんです』
『どうやったらお腹から声を出せますか?』
といったご質問をよくいただきます。


でも、今回お伝えしたいのは
「腹から声を出そうとするな!」
ということです。

お腹を意識しすぎると、逆効果なことも

声が小さい方・通らない方が
大きな声を出そうとする時にやってしまいがちな間違いが、
胸・肩・喉など上半身に力を込めて頑張って声を張ってしまうこと。



これでは、逆に声が響きにくくなってしまいます。

最初の一瞬は大きな声が出たとしても
その状態を維持して話すことができず、
喉に負担がかかって声がかすれてしまうこともあるのです。





ご自身の体の状態を振り返ってみてください。

「腹から声を出さなきゃ!」と思って
“お腹”に力を入れると・・・

体はそんなに器用に動かないので、
お腹だけではなく、胸や肩、首や喉にも力が入ってしまいがちです。


胸や肩、喉に余計な力が入っていると

声が響きにくくなるだけでなく、
話し続けることにも負担がかかります。

特に、プレゼンやスピーチ、仕事での説明など
ある程度の時間、自分主導でしっかりと話す場面では、
声を張り続けること自体が大変になってしまいます。




通る声をラクに出すために必要なのは
頑張って力を込めることではなく、その逆。

上半身をリラックスさせること
です。


「話すためには”腹式呼吸”が良い」と
聞かれたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
腹式呼吸の基本も、”リラックス”なのです。

話す時に必要な腹式呼吸についてまとめ

腹式発声で話すには、お腹に力を入れるだけではうまくいかない

腹式発声では、腹筋のどの辺の力を使うのか?


ですから
「腹から声を出す」=「お腹に力を入れる」

という感覚は捨てましょう。

コツは「口の中の空気を使う」

では、どうすれば通る声をラクに出せるのでしょうか。

ポイントは
お腹から声を出そうとするのではなく、
声が口の中からすぐに外へ出ていくイメージを持つことです。



リラックスして、顎の力も抜いて
口をポカンと開けて、口の中の空気を感じてみましょう。

その口の中の空気を
1m先までまっすぐ前へ流すイメージ
で声を出します。



そうやって、息をまっすぐ前へ、遠くへ流そうとすると
自然とお腹だけに力が入るはずです。

お腹の力を自分から無理に入れようとするのではなく、
自然に力が入るようになることが大切です。


もし、お腹に自然と力が入らなければ
上半身(胸・肩・首)に無駄な力が入っているか、
前へ流す息が弱いことが原因です。


このように、口の中の空気を前へ流すように声を出すと
上半身の余計な力みを避けながら
声を響かせやすくなります。

自宅でできる!簡単な練習方法

口の中の空気を前へ流すイメージが分かりにくい方は
最初は声を出さずに練習してみましょう。


まず、お腹・胸・肩・首など上半身全体をリラックスさせます。

顎の力も抜いて、口をポカンと開けてみましょう。
(大きく開ける必要はありません)




その状態から、息を吸わずに
口の中の空気を「ふーっ」とまっすぐ1メートル先まで流すように
息を吐いてみてください。

※吐く直前に、息を吸わないこと
吸った瞬間に、肩や胸に力が入ってしまいます。


この時、自然とお腹だけに力が入る感覚を確かめてみましょう。

お腹の力は使っていますが
自分の意思で力を込めているわけではありません。


自然とお腹に力が入る感覚が分かったら、
次は、息の代わりに『はー』と声を出したり
慣れてきたら「おはようございます」などの短い言葉でも試してみてください。

口の中の息を遠く前へ流すように声を出すことがポイントです。





腹筋が一番緩んだところから、ピンポイントで力が入るのが
声を出すためのエネルギー効率がよい状態です。



声は”頑張って張る”ものでも
無理に腹から絞り出そうとするものでもありません。

ラクな状態で効率よく響かせ、共鳴させることで
通る声――つまり、しっかりした印象や、信頼感につながる声を目指していきましょう。