話し方レッスンでの上達が”早い”人と、”ゆっくり”な人の違いとは【大阪/マンツーマン話し方教室】
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室™」講師の砂川顕子です。
レッスンをしていると
やはり、上達が早い人と、ゆっくりな人がいらっしゃいます。
もちろん、人それぞれに得意・不得意分野があったり
最初はなかなか上達せず苦労するけれど、ある段階から一気に上達したり
など、様々ではあるのですが、
ある種、その人の「思考癖」によっても
上達ペースが変わってくると感じています。
また、これは話し方レッスンに限らず、
苦手なこと・自分が出来ていないことに挑戦する時に
当てはまることなのではないでしょうか。
上達が早い人の「思考」とは?
話し方レッスンをしていて、上達が早いタイプの人は、
レッスンで得たことについて
「いいことを聞いた!」
「やってみよう!」
と前向きに受け取る傾向があるように思います。
話し方のレッスンでは、褒めるだけではなくて、
どうしても”ダメ出し”をすることがあるのですね。
「もっとこうした方がいい」
「こういう癖が、伝わらない原因になっている」
と指摘をして、修正することで
より伝わる話ができるように導いていきます。
それについて
「そうなんだ!」
「そうだったんだ!」
と素直に受け取って、
「じゃあ、言われたとおりにやってみよう!」
と行動できる人は、上達が早いのです。
そのような人は、レッスンで得たことを
気軽に日常生活でやってみようとされます。
とはいえ、なんでもパッとできるわけではありませんから、
やってみたけれど、うまくできないことは起こってくるわけですね。
そこで、次のレッスンで
「やってみたけれど、こんな場面でうまくいかない」
と言われると
どうすればいいのか、次の段階のことをアドバイスできるのです。
そして、それもまた日常生活に持って帰って、気軽にやってみる・・
この繰り返しで、どんどんステップアップされていきます。
つまり、簡単に言うと、楽観的で、前向きなのです。
そして、見ている先が
「もっと伝わる話ができるようになる自分」
なのですね。
気軽に試行錯誤してみて
話す感覚をどんどん掴んでいけることも、
上達が早い要因になっていると思います。
上達がゆっくりな人の「思考」とは?
反対に、話し方の上達がゆっくりペースになってしまいがちな人は、
レッスンでの”ダメ出し”や”指摘”に対して
マイナスに受け取ってしまう人です。
私としては、指摘する時には
現状を否定したいのではなくて
もっと良くなるために!という思いでしているのですが、
「やっぱり私はダメなんだ・・」
と、過去や現状の自分を強く見て(感じて)しまうんですね。
そのような人は、たとえ出来たことを褒めたとしても
「全然まだまだです」
「難しいです」
とおっしゃりがちです。
ある意味とっても謙虚なのですが、
出来た!上達した!という実感を感じにくいのではないでしょうか。
そうすると、いつまでも
「自信がない」「苦手」「出来ない」
という観念から逃れられなくなります。
自信がないし、出来ないと思い込んでいるから
行動に移しづらくて、
レッスンで得たことを日常生活でやってみよう、とはならないのですね。
話の上手い人と、自分とを比べてしまって
より一層自信をなくしたり、
完璧主義な面があって
出来るようになるまでは行動できなかったり
する場合もありますね。
結局、やらなければ(行動しなければ)上達しないのは、なんでも同じですね。
私も、マイナス思考になってしまうことは多々ありますので、
そのような人の気持ちもものすごく良く分かります。
でも、きっと
自分の「思い込み」から自由になるだけで
もっと、軽く羽ばたくことができるんですよね。
さて、皆さんは、どちらに当てはまったでしょうか?
「自信のなさ」「苦手意識」
から抜け出せないと、
いくらテクニックを身に付けても、伝わる話はできないのです。
伝わる話をするために、テクニックを伸ばすべき場合と、マインドを変えるべき場合
いつまでたっても、伝わる話し方ができないワケとは?
そのため、話し方のレッスンでは、
テクニックを磨きつつ、心のブロックを外せるように
工夫して進めています。
ご興味のある方は
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