オンライン会議で、話がしっかりと伝わるコツ④【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川です。

 

今回も、前回からの続きとして書いていきます。

前回記事をまだお読みでない方は、以下リンクからお読みいただいてから、お進みください。

オンライン会議で、話がしっかりと伝わるコツ①

オンライン会議で、話がしっかりと伝わるコツ②

オンライン会議で、話がしっかりと伝わるコツ③

 

 

さて、前回までは、オンライン会議やオンラインセミナーで、

これまでの対面での場合と、同じように話しているのに、伝わらない原因として、

 

  1. 話すスピードが速い
  2. 滑舌がはっきりしない
  3. 声が通っていない

 

の3つについて、解決策やコツをお伝えしてきました。

 

今回は、4つめの原因である「4.ダラダラと長い話」になってしまうことへの、解決方法やコツについて、書いていきます。

 

4.ダラダラと長い話

「ダラダラと長い話」というのは、3パターンに分かれると思っています。

 

  1. 一文(句点「。」まで)が長い
  2. 話が要領を得ず、無駄が多い
  3. 同じトーンで抑揚のない話

上記3つの混合パターンもありますね。

 

では、それぞれについて、解決方法をお伝えします。

 

①一文(句点「。」まで)が長い

一文、つまり文章で言うところの句点「。」までが長いということは、

話が一区切りつくまでの間に、たくさんの情報を話してしまう、ということです。

 

このような話し方は、聞き手は、対面で聞いていたとしても、

話についていけなくなったり、中途半端に「なんとなく理解した」ような状態になったりしがちなのですが、

オンライン環境では、ますますついていけなくなります。

 

ただでさえ、オンライン環境では、音声品質や遅延の問題があって、情報が届きにくいので、

一度(一文)にたくさんの内容を詰め込まれても、伝わりづらくなって当然です。

 

オンライン環境では、一文をなるべくシンプルにするだけではなく、

いわゆる読点「、」(一文の中の区切り)でも、対面の時以上に間(ま)をとって、ゆっくりお話するのをおすすめします。

 

そして、一文を言い終わるごとに、今の内容がしっかり届いたかどうか、聞き手を気にする気持ちを持ちましょう。

 

そうすると、オンライン環境でも、聞き手を気遣った、丁寧な話し方が自然とできます。

 

②話が要領を得ず、無駄が多い

話に無駄が多いのは、オンライン環境の会議や打ち合わせでは、対面の時以上に嫌がられる傾向がありますね。

 

そもそも、オンライン環境で仕事をしていること自体が、感染症対策もありますが、

“仕事の効率化”を見据えて行なっているという側面もあります。

 

せっかく、通勤や移動などの時間・手間を削れて、効率的になっているのに、

オンラインでダラダラと無駄な話が続いては、聞き手はイライラしてしまう原因になるでしょう。

 

オンライン環境で話を聞き続けていることは、意外にストレスなのです。

 

話がまとまらずに、ダラダラ話してしまう人は、

話の中に、無駄な情報・無駄な言葉を無意識にたくさん使っています

 

例えば、

  • 同じ言葉を繰り返している

  • 「あの~それはですね」「えーっとそれについてはですね」等、内容とは関係のない言葉を多用

  • 今伝えるべき”要点”には必要ない情報まで話す

 

など、要は「端的に話す」ことができていません。

 

話をまとめるのが苦手な人は、話の一部分、時間にして1分だけの内容でもいいので、

文字に書き出してみてください。

つまり、原稿を書くんですね。

 

文字に書き出すと、頭の中の情報がまとまりますし、無駄な言葉がかなり省かれます

 

さらに、話の組み立てのメモを作ってみてください。

 

例えば、言いたいことを3段階に分けて、1段階めではこれを言う、2段階めではこれを言う、という要点だけを書き出してみましょう。

 

そして、それに沿って話せるようになりましょう。

 

③同じトーンで抑揚のない話

最後は、ダラダラ話しているように”聞こえてしまう”最たるものですが、

抑揚のつかない話し方のせいで、聞き手は、何が大事で、何がポイントなのかがつかめないので、

よく分からない話をずっと聞かされているような気持になるんですね。

 

オンライン環境では、聞き手の耳と心を遠ざけさせないために、適切に抑揚をつけて話すことが、特に大切になってきます。

 

オンライン会議で聞こえてくる、”抑揚のない話”は、

ラジオから聞こえてくるノイズと変わらないくらい、聞き手にとって無意味なものになりかねません。

 

抑揚とは、高い声を低い声を、効果的に切り替えて使うことです。

 

そうすることで、話の中で大事なキーワードが際立って聞こえたり、話す側の気持ちや意図が伝わりやすくなります。

 

話の中で、特に伝えたいところは、そこだけ少し高めの声で言えるように、練習してみましょう。

 

以下のリンクの記事も、ご参考になさってください。

話の中で大事なポイントを確実に伝えるコツ

話に抑揚がないと言われたことありませんか?効果的な抑揚のつけ方のコツ

 


オンライン環境では、聞き手の心が離れやすい、というのは、ご自身が聞き手の立場に立った時に、実感されたことがあるでしょう。

 

カメラには映っているけれど、手元ではスマホを触っている、ということも簡単にできてしまいます。

 

そのため、聞き手の心をつかんで、伝わる話し方をするには、対面の時以上の工夫が必要です。

 

オンライン環境で伝わる話し方を身につけることは、どんな場面でも通用する”話すスキル”を持つことと同等です。

この機会に、ご自身の話し方をブラッシュアップしてみましょう。