90分間のレッスンで何をするの?レッスンの流れ(例)【大阪/マンツーマン話し方教室】

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ビジネスパーソンのための「声と話し方の教室」講師の砂川顕子です。

 

当教室の月謝制コースのレッスン時間は、

1回60分と、1回90分をお選びいただけます。

 

今回は、90分レッスンの内容を詳しく書いていこうと思います。

 

 

私の経験上、60分に満たないと、

ちょっと慌ただしくて、レッスン内容が中途半端になるし、

90分を超えると、生徒さんが疲れてくるな、

と思っています。

 

 

60分レッスンの場合、

基礎をしっかりとやると、

実践レッスン(実際のスピーチやプレゼンなど)が短めになりますので、

1回のレッスンで、基礎~実践までしっかりと訓練したい場合には、

90分がおススメです。

 

 

90分間、生徒さんはずーっと声を出し続けているわけではありません。

 

さすがに、それはしんどいです(笑)

 

もちろん、「声と話し方の教室」ですから、

実際に声を出したり、話したりする時間は多めに取ります。

 

ですがそれ以外に、

  • 生徒さんと「会話」する時間

  • 私からのアドバイスをする時間

  • 生徒さんに考えてもらったり、頭を整理してもらう時間

  • 録音や録画を確認してもらう時間

などをとっています。

 

特に、生徒さんと「会話」というのは、

雑談をするという訳ではなく、

「声や話し方」に関する内容のことで、今の状況を聞いたり、

悩みを聞いたり、

ご質問を受けるなどしています。

 

『会社で、分かりやすいって褒められた!』

『声がすごく出るようになってきた!』

『レッスンでは出来たことが、普段話すときは忘れてしまう』

『この前、うまく話せなかったことがあった』

『こういう場合どうしたらいいのか?』

など、会話をしながら色々と掘り下げていくと、

悩みの原因になっているものが、より深く紐解けたり、

改善へのヒントが得られたり、

新たな課題が見付かったりするのです。

 

 

一人一人に寄り添ったレッスンをしたいと思っているので、

こちらの予定通りのレッスンをこなすのではなく、

毎回、生徒さんのお話を聞いて、

今必要なものを身に付けられるようにしています。

 

ですから、生徒さんと会話をすることで、

『今日は、こういうレッスンをしようと予定してたけど、

こっちの訓練を先にしようか』

というように、その日のレッスン内容を変えることもあります。

 

 

このように、生徒さんによって、またその日によって、

90分間の内容は変わってくるわけですが、

例として

「ある日のAさんのレッスンの流れ」

をご紹介しようと思います。

 

Aさんは、会社でプレゼンをする機会があり、

上手く出来るようになりたいとのご希望があると仮定します

 

 

ご参考程度にご覧ください。

 

ある日のAさんのレッスンの流れ

前回レッスンから今日までの状況を聞く

前回レッスンしてみてどうだったか?

改善ポイントは、取り入れられたか?

宿題(自分でできる練習法)は、やってみたか?

前回から今日まで、自分で気づいたことはあったか?


などなど、お話をお聞きしたり、ご質問を受けたり、新たな悩みが出てきたら受けたりします。
呼吸と発声のチェック

呼吸と発声は、話す時のウォーミングアップのようなものです。


あまりに体が固まっている時は、ストレッチやリラックスすることから始める場合もあります。


呼吸や発声の仕方に問題があると、実践練習があまり意味をなさなくなりますので、しっかりとチェックしていきます。
滑舌や舌のトレーニング

日常会話だけでは、あまり口の中や舌を動かさずに話していることも多いです。


そのため、舌や口の中を動かす筋肉が「眠っている」のを起こします。


また、普段から適切に舌や口を使えるように、癖付けしていきます。



あまりやりすぎると、口や舌が疲れて逆に動きが悪くなったり、力が入りすぎたりすることもあるので、状態を見ながら進めます。


Aさんが行なうプレゼンでも、聞き取りやすい発音をすることは、不可欠です。
表現力をつける練習

プレゼンでは、良い声ではっきり話すだけではなく、顧客の心を掴む表現力が大きな効果をもたらします。


そこで、プレゼンでのアピールポイントや、顧客にどんなメリットがあるのか、を効果的に伝えられるように、教材を使って練習していきます。



まずは、自分がどこを伝えたいのか、顧客の心をどう動かしたいのかを整理して考えてもらいます。


その後、意図した通りに話せているのか、表現できているのか、などのチェックとアドバイスをしていきます。
実際のプレゼンの練習(一部)

Aさんが実際に会社で行なうプレゼンの実践練習です。


Aさんは、来週にプレゼンがあるとのことなので、本番の場所の空気をしっかりとイメージしてから、話し始めてもらいます。



話し方そのもののアドバイスだけではなく、心(マインド)の持ち方や、目線や、言葉の選び方、言いまわし、話の構成(組み立て方)なども、アドバイスしていきます。


今回は、あくまで「例」として記載しましたが、

声に問題がある方には、90分のほとんどを発声の仕方の改善に使ったり、

「今週本番なんです!」という方には、ほとんどの時間、実践練習をしたり、

と、柔軟にレッスンを行なっています。

 

なんとなく、雰囲気は分かっていただけましたでしょうか?

 

もしご興味お持ちいただけたら、ぜひお試しレッスンへお越しくださいね。

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